対政府交渉団に参加しました!
日本共産党兵庫県委員会が、対政府交渉を9月4、5日の2日間実施し、32名の交渉団の一員として西宮市議団から上田さち子議員が参加しました。 今回は、ふじき洋子衆院議員と大沢たつみ参院議員も同行し、10省庁に対して要望書を提出し、現状を訴えながら改善を求めたものです。とりわけ小泉内閣のもとで社会保障がどんどん切り捨てられ、長引く不況とあいまって兵庫県民、西宮市民が深刻な状態に追い込まれている実態を浮き彫りにした交渉となりました。
上田さち子議員は交渉に先立ち、震災被災者の実態との関係では「災害援護貸付金」の返済状況や災害公営住宅の特別減免問題、生活再建支援法の見直し問題等について、市の担当者から実態を聞き取るなど準備して参加。そのなかで、厚生労働省の指導内容と被災地の自治体との間で、災害援護貸付金返済条件で違いがあることや、法の見直し作業のベースには、阪神淡路大震災の実態を十分掌握していないことが判明。担当者に調査と実態の把握を約束させるなど、一定の成果がありました。 全体として、「震災はもう過去のこと」としている国の実態が浮きぼりになりましたが、だからこそ、今回のような政府交渉を定期的に強めていくことの必要性を実感したところです。
今回の交渉団に、来春のいっせい地方選挙で市会選挙の予定候補者として奮闘している佐藤みち子党地区児童福祉部長が参加し、高須団地の災害公営住宅に住む単身高齢者の深刻な生活実態を訴え、家賃の特別減免の継続を求めました。 |