後援会主催バスツアーで舞鶴へ
日本共産党西宮後援会主催で11月10日(日)、2台のバスを連ねて舞鶴へのツアーが行なわれました。このツアーに西宮市会議員団から上田さち子、みゆき顕子、野口あけみ議員と来春のいっせい地方選挙予定候補の佐藤みち子女性・児童対策委員長、松尾正秀くらし・雇用対策委員長が参加し、約90名の参加者のみなさんと交流を深め、同時にいっせい地方選挙での奮闘を誓い合いました。 金剛院というお寺では、みごとな紅葉にみんなは大喜び。国宝の三重の塔前で記念撮影となりました。また、舞鶴での昼食会場には、つづき県会議員も、遅ればせながら駆けつけ「いそみ県会議員との2議席確保に全力をあげる」と挨拶。参加者からも大きな激励を受けました。 ツアーの最大の目的である「浮島丸・殉難の碑」をたずねましたが、ちょうど舞鶴市会議員選挙の告示日でお忙しい中を、平和委員会の方々が説明のために合流していただきました。1945年8月24日、午後5時20分頃舞鶴湾に入港してきた浮島丸が突如爆発を起こし沈没、終戦を期に母国釜山へ向かっていた朝鮮の方々549人(日本人乗組員25人を含む)が犠牲となりました。日本軍国主義によって強制連行され、青森県地方で働かされていた朝鮮労働者とその家族を乗せた浮島丸が、なぜ舞鶴に立ち寄ったのか。3735人とされる乗船者数は正確か。「自爆」か「触雷」か等々、事実は今もわかりません。遠く釜山の方角を見つめる苦しげな表情の像が、ツアー参加者の胸を締め付けるようでした。この日も「軍港・舞鶴」を象徴するかのように、大きな軍用艦船が何隻も停泊しており異様な光景でしたが、あらためて歴史の事実をもっと知り、再びこのようなことが起きない平和を確立したいと思いました。 |