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2004年10月22日

台風23号被害対策に関する緊急の申し入れ

クリックで大きな写真を表示西宮市長
山田 知 様

日本共産党西宮市会議員団
団長 たてがき初男

台風23号被害対策に関する緊急の申し入れ

 10月20日大阪府に再上陸した台風23号は各地で深刻な被害を出していますが、西宮市でも北部地域で甚大な被害が出ています。なかでも名塩木之元(通称リバーサイド)や生瀬東町、生瀬武庫川町の一部地域に避難指示が出されました。現在までの市当局の調査によると、避難者数276名、床上浸水は81戸、落橋、断水、道路陥没等々の被害状況となっています。
日本共産党は災害発生直後から被災地を調査し、避難所にも訪問して、被災者の要望を聞くなどしてきました。このような経過から避難者が1日も早く平常の生活に戻れるようにとの観点から緊急に次の点を申し入れるものです。


1、家屋の被害判定をすみやかにすること。
2、全壊家屋や甚大な損壊を受けた住宅もあるので、応急仮設住宅の建設、市営住宅や民間の賃貸し住宅等での対応も含めて、早急に被災者の意見も聞き最善の方策を講ずること。
3、床上浸水の住宅では泥が入りこみ、まず、清掃が最優先の課題となっている。
 ア、スコップ、金属バケツ、水道用ホースなどの清掃道具を調達すること。
 イ、ゴミ、廃棄物(泥、コンクリートブロック、植木等)の収集を臨機応変に行なうこと。
 ウ、水道の復旧を速やかに行ない、当面の間水道料金は免除すること。
4、避難家庭の盗難予防のための夜間パトロールを実施すること。
5、浸水した家財等を乾燥させるために自宅の駐車場を使用することが予測されるので、代替の駐車場を確保供給すること。
6、避難所の運営について
 ア、避難所となった塩瀬中学校は112人もの避難者になったにもかかわらず、特別教室に押し込み、入れない人が廊下に寝ると言う状態となった。わが党の指摘で体育館を開放したが、このようなかたくなな態度を改め、被災者救援という観点で対応すること。
 イ、塩瀬中学校が停電し水道も停止するなど、避難所としての問題点が表れた。原因を明らかにし対策をとること。
ウ、避難指示が午後4時10分に出されたにもかかわらず、夕食の用意がされていない。
  今後は避難の実態に合わせて食事を供給すること。
 エ、あたたかい食事はおろか、味噌汁やお茶が供給されていない。学校が避難所になっているにもかかわらず、給食室が使われていないからである。今後は給食室を開放し温かい食事や飲み物を供給できるようにすること。
7、武庫川の氾濫については従来にない現象が出ている。原因を調査し国、県に対応を求めること。
8、災害救助法の適応が受けられるよう、県に働きかけること。
9、災害見舞金等支給条例を速やかに摘要すること。
以上

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