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2005年02月24日

三鷹市・高崎市他を視察

コミュニティバスや仕事おこしなど参考に

クリックで大きな写真を表示 日本共産党西宮市会議員団は2月2日から4日にかけて視察に行ってきました。
 高崎市では教育ビジョンにおける障害児教育・「ゆうあい教育」とサイクリングロードを中心とした自転車利用促進についてを見聞しました。烏川沿いのサイクリングロードや自転車と歩行者の共存をめざした道路空間(歩道)などを視察しました。
 渋谷区では区役所と区施設を気軽に移動する手段として親しまれているコミュニティバス「ハチ公バス」について、この施策が実現するまでの経緯などを聞きました。
 コースは「春の小川ルート」と「夕やけこやけルート」があり、すべて100円均一で乗車が出来ます。バスは19人乗りで車椅子の方も乗れて、渋谷駅前のハチ公をデザインしたかわいらしい小型バスで、区役所から渋谷駅まで乗車しました。車内はひざが擦れ合うような広さで乗っている者同士に親近感の持てる雰囲気がありました。西宮にもこのようなバスを早く実現させたいものです。
 中野区では保育園の指定管理者制度について説明を受けました。指定管理者候補者へ事前に選定基準でのチェックやすでに認可保育園を3園以上運営していることが応募資格の一つになっているなど、厳しい判断をもとめているとのことでした。しかし、中野区ではすべての公立保育園を民営化しようとしており、問題点もたくさん感じられました。
 三鷹市では木造住宅の耐震診断と耐震改修の助成制度について説明をうけました。三鷹市の特徴は助成額の範囲内であれば、何回かにわけて改修が出来ることと、改修助成を受ける条件に市内業者を使うことになっていることでした。お昼からは「三鷹の森ジブリ美術館」でアニメ映画が完成するまでの様子が5つの小部屋にわかれて表現されており、昨年「地域の経済」について、アニメーション産業が集中する杉並区に視察した時のことが、ダブりながらしばしアニメの世界に引き込まれてしまいました。
 今回は、西宮でも公立保育所の民営化や公共施設の指定管理者制度導入の動きがあり、それにどう対応するか。また市民の要求であるコミュニティバスの実現と市内業者の仕事おこしの実現に向け、大変参考となる視察でした。

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