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まつお正秀の近況:食べもの豆知識/* --項目挿入-- */?>
2010年07月21日
第52回 葉酸U ビタミンの一種でもある葉酸は、胎児の発育にも大きく関係するので妊婦さんには必須。前回紹介したアルツハイマーの改善だけでなく、葉酸不足はうつ病の割合も高いということでもあるらしい。これは東大医学部の村上教授や国立国際医療センター研究所の溝上部長らの調査結果から。このことからも葉酸を多く含む野菜や果物の摂取が大事ですネ。 第51回 葉酸 最近サプリメントの宣伝などに登場する葉酸ですが、アルツハイマーの早期予防に効果的ということが、ビタミンB12とともに投与することで集団的に証明されたそうです。葉酸を含む食品はたくさんあるので出来るだけ通常の食べ物から摂りたいものです。ちなみに葉酸を多く含むのは、焼きのりを筆頭に、肉類では鶏レバー、野菜ではからし菜などだそうです。 第50回 ジャバラ 花粉症に朗報。和歌山県特産のかんきつ類の「ジャバラ」は、邪(気)を払うとの由来からついた名ですが、岐阜大学院での研究では花粉症に有効という報告が出されています。2000年度からの売り上げは10年間で8倍になっており、地元などではジャバラ風呂もブームに。半分以上が2月から4月の花粉症の時期に売れているとのことで、花粉症の私も一度食してみたいと思っています。 第49回 レンコン 意外と知られていないレンコンの効用。穴が空いて先が見通せるから縁起が良いとおせち料理には欠かせず、血管を丈夫にしたり、滋養強壮の効果とともに、ビタミンCも豊富で美容にもよいそうです。最近は、アレルギー症状を和らげるポリフェノールも多く含まれていることから、「花粉症にはレンコンを」と注目されている野菜でもあります。(しんぶん赤旗日曜版2月14日付より) 第48回 しょうが 漢方薬にはなくてはならないといわれている生姜。体を温める、血液をサラサラ、免疫力改善、発汗作用など、効用についてはまだまだありますが、最近ではダイエットに良いといわれる生姜紅茶も売り出されています。特に冬に威力を発揮し、私自身も最近しょうが湯を飲むようにしていますが、この冬はまだ一度も風邪をひいていませんヨ。 第47回 おもち 大寒(1月20日〜2月3日)につくもちを寒餅と呼びますが、餅は蛋白質が多く、特にこの時期の餅は健康に良いとのこと。杵(きね)でつく餅は陽性で粘り気があるので体が温まり、機械でつく餅は陰性で雑煮等に入れると型くずれしやすいそうです。スタミナ源になる為、最近はマラソン選手がレース前に食べることが多いとか。2月14日にはまつおの担当地域でお餅つきを行う予定(中央運動公園)です。是非ご参加を。 第46回 ケール 「うーん、まずいもう一杯」というコマーシャルを見た人も多いのではないかと思います。ケールはキャベツやブロッコリーの原種でアブラナ科に属し、いわゆる青汁の素材に多く使われています。ビタミンAは人参の二倍、カルシウムも牛乳の二倍以上、その他の成分も含め、単一の野菜では最高とも言われています。単独では苦いためコープなどが果物とミックスして飲みやすくした物も販売していますヨ。 第45回 さんま サンマには悪玉コレステロールを減らしたり、血液をサラサラにする効果のあるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)を多く含まれています。それだけでなく、丈夫な骨の生成に大きく関わりのあるビタミンD、さらには貧血に効果のあるビタミンB12、皮膚の乾燥に効果のあるとされるビタミンAも牛肉以上に含まれています。今年は豊漁のサンマが健康も家計も助けそうです。 第44回 アスタキサンチン 最近注目を集めている、ミスユニバース・ジャパンの栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさん。この方のお勧めは魚の鮭。前回掲載したトマトのリコピンも赤色の成分でカロチノイドの一種でしたが、鮭のサーモン色もカロチノイドの一種のアスタキサンチンによるものです。抗酸化(老化防止)力はビタミンEの1000倍とも言われています。 第43回 トマトA 前回紹介したトマトの成分「リコピン」はトマトの赤い色の元になっている色素で、体内の活性酸素を消去するカロチノイドの一種です。活性酸素は効能もありますが、増えすぎると正常な細胞や遺伝子を傷つけて細胞をガン化させます。リコピンはカロチノイドの中で最も活性酸素の消去能力が高いといわれています。 第42回 トマト 「トマトが赤くなれば医者が青くなる」といわれるほどヨーロッパではトマトは健康によい野菜といわれています。最近はトマトに含まれるリコピンという物質が抗酸化物質で、ガンの原因となる活性酸素を退治する効果があるという事にも注目が集まっています。私の住んでいる能登町の近くには野菜の直売所が多く、昔ながらのトマトが買えますヨ。 第41回 みそ 「味噌は塩分が多いから血圧を上げる」と思い、味噌汁を控えている方が多いのでは?ところが味噌には血圧を下げる効果がある。これは渡辺敦光広島大学名誉教授の実験結果で、食塩を摂ると血圧の上がるラットに、同量の塩分が含まれた味噌を与えても血圧が上がりませんでした。原因の特定はまだできていませんが、味噌や大豆の中に何らかのその成分があるのではないかといわれています。 06年12月10日付しんぶん赤旗日曜版より 第40回 藻類 昆布やワカメ、クロレラなどは藻類に分類されます。ところがこの藻類が存在しなければ今の文明はなかったかもしれないそうです。石油も藻類の蓄積されたもの、藻類の出す酸素が海中の鉄分と結合した鉄鉱石、セメントの原料の石灰石も藻類の仲間の褐虫藻とは共生関係にあり不可欠、いろんな生物のおかげで私たちの暮らしが成り立っています。 (神戸新聞09年4月19日付参照) 第39回 カレーの香辛料 カレーの香辛料に良く使われる「フェニグリーク」という植物(豆類)に血糖抑制効果があり、内臓脂肪症候群(メタボ)に有効であるとの研究結果を京都大学とハウス食品の研究結果として発表しています。そういえばイチロー選手は奥さん手作りのカレーを毎日食べることで有名だとか?ただし、日本では栽培されていないそうなのでルーや粉を買うしかないようです。 (神戸新聞07年6月20日夕刊より一部抜粋) 第38回 キノコキトサン キトサンといえばエビやカニの殻を思い浮かべ、脂肪を吸着する性質があることから、すでに健康食品としての販売も行われています。ところがキノコ類にもキトサンが含まれ、こちらは脂肪を燃焼させる性質があるそうで、メタボリックシンドローム対策にうってつけとのことです。私もメタボの気があり、今後はどんどん摂りたいと思いますが、くれぐれも毒キノコにはお互い気をつけましょう。 (毎日新聞08年12月27日より抜粋) 第37回 ビタミンB1 疲労回復にはビタミンB1が有効。こんな研究結果が発表されました。これは大阪市立大学を中心とした医学チームによる5年間の研究結果で、疲労の原因とされる「活性酸素」によって傷つけられたたんぱく質や細胞の修復にビタミンB1が有効だとのことです。 (毎日新聞2009年2月27日付けより) 第36回 牛乳U おいしい牛乳の要素に新鮮な空気が上げられるそうです。牛乳は乳房の中で血液から作られるので、肺によって浄化された血液で作られた牛乳はおいしいという訳です。だから新鮮な空気を吸っている牛の乳はおいしい。そういえば、近くに六甲山牧場があることにもうなずけます。(新婦人新聞08年8月21日付より引用) 第35回 牛乳T 第30回の牛乳には体脂肪率低下の効能があると紹介しましたが、もともと色素が多く含まれた牧草(生草)を食べていた牛の牛乳は黄色みがかった色でした。今では真っ白い牛乳が当たり前と思われていますが、これも穀物を中心にした輸入の配合飼料などによって効率優先がもたらした色なのです。ここにもアメリカの戦略が影を落としています。 第34回 砂糖と甘味料 ダイエットのためにと低カロリー食品が多く出回るようになっています。しかし、砂糖と低カロリー甘味料をマウスで比較したら、カロリー量の認識が鈍り、人工甘味料を食べたマウスの方が体重増や脂肪増が見られたそうです(今年2月20日しんぶん赤旗)。これはアメリカのパデュー大学の科学者チームの発表です。動物の本能はすごいナと思います。 第33回 緑茶U 第28回では、緑茶のカテキンがコレステロール現象に効果的だと書きましたが、朝日新聞10月4日の夕刊に緑茶が糖尿病に効果的との報道がありました。これは、静岡県立大学の研究結果として、一日に緑茶を7杯ほど飲むことで、糖尿病になりかかっている人の血糖値の改善が見られたというものです。こんなところにも昔の人の知恵が働いていることを思い知らされますネ。 第32回 ミニマムアクセス(最低輸入機会)米 三笠フーズの汚染米事件では被害は広がるばかり。日本はコメの100%自給ができるのに、アメリカの圧力で輸入(ミニマムアクセス)させられています。努力目標なのにあたかも割り当てのように輸入を増やし、農水省は汚染米の在庫を早く処分しろと指示を出し、小泉内閣のときの規制緩和で流通業者の許可制をなくして野放しに。 アメリカに対等にものが言える政府に早くしなければと思います。 第31回 カルシウム 食事などでカルシウムを多く摂取する人は、少ない人と比べ脳梗塞になりにくい・・・。厚労省研究班の調査結果が発表されました。特に牛乳類のほうが小魚などよりも吸収率が高いということですし、牛乳は体の脂肪吸収を防止する役割もあるそうです。でも忘れてならないのは運動です。カルシウムは取りすぎても体外に排出されるだけですから新陳代謝で吸収が促進されます。 第30回 添加物 先日、「食品の裏側」という本の著者で、元添加物商社に勤めていた阿倍 司氏の講演を聴く機会がありました。目の前で漂白した大根がみるみる白い粉で色も匂いもつけられていく姿を見て、最近はコンビニ弁当のたくわんを食べることに躊躇するようになりました。 自分の目で見て確かめることの大切さを痛感。 第29回 緑茶 緑茶に含まれるカテキンという物質は、以前に紹介したワインに多く含まれるポリフェノールの一種です。抗菌作用、体脂肪低下作用、血圧上昇抑制などの作用があるといわれており、悪玉コレステロールを低下させる試験結果も発表されています。 これから暑い時期を迎えますが、清涼飲料よりは緑茶の方がお勧めです。 第28回 ハム 先日購入した「検証 港から見た食と農」という本(西宮在住の柳沢尚 氏著)で、ハムについての記述がありました。日本では調味液で水ぶくれしたハムが多いとのことで、JIS規格(日本農林規格)ではハムの水分量は75%以下に決まっていますが、JIS規格表示で販売されているハムは全体の16%に過ぎないそうです。特にスライスで販売されているものに多いらしく、グラム当たり価格が肉より安いハムはふやかした可能性が・・・・・本は1260円で購入できますのでまつお迄。 第27回 日本共産党の農業政策 日本共産党が農業再生プランを発表しました。エコノミストという雑誌が、食料自給率は命と同時に安全保障にかかわる重要問題だと指摘。今何をすべきか、ぜひ再生プランを一読あれ。連絡あれば文書届けます。 第26回 アルミ鍋とアルツハイマー アルミ鍋で調理するとアルミが溶けだしてアルツハイマー病になる。こんなことを聞いたことがありませんか?これは以前、ウサギにアルミを注射した時の脳変異や、人工透析の透析膜がアルミを取り除けないことから体に蓄積され害があるという説などによる。 しかし、どちらも誤解であったらしい。また、アルミは貝や海藻にも多く含まれるが、食物から摂取した場合、99%は便として排泄されるとのこと。どうやら問題なさそうです。 第25回 長生きの秘訣(禁煙・運動・野菜果物・適度の酒) インターネットの情報で長生きをするための習慣として『禁煙・運動・野菜や果物の摂取・適度のお酒、の4つの習慣のある人はない人と比べて14年間長生きができる』。イギリスの大学などの研究結果ということで、複合的な要素とともに野菜・果物は当然としても、適度のお酒は人により違いますからほどほどに。 第24回 植物性乳酸菌(漬物) 腸内環境をよくし、免疫力を高めるなど乳酸菌が大きく取り上げられるようになりました。これは乳製品だけでなく、日本の文化としての「漬物」にも含まれ、特にぬか漬けには植物性乳酸菌が多く含まれているそうで、今見直されています。 第23回 総じて果物 果物を多く食べる人は脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患になりにくいことが、厚生労働省研究班の疫学調査で分かったそうです。これは、1995年から1998年にかけての8万人の調査で明らかになったもの。ただし、喫煙者にはほとんど効果がなかったとのことですから、喫煙をせずに果物を適度に食べれば長生きができそうです。 第22回 ウーロン茶 心臓病の予防にウーロン茶が効果あり。2003年に大阪市立大大学院の吉川純一教授(循環器)の臨床試験(入院患者22人)で確認されたそうです。肥満細胞から分泌されるタンパク質「アディポネクチン」の数値が下がると、動脈硬化や糖尿病になりやすく、ウーロン茶を飲み続けた人はその数値が上がり、止めたら下がったそうですからどうやら本当のことのようです。(神戸新聞 2003年5月17日より) 第21回 みかん みかんを多く食べる女性ほど骨そしょう症になりにくい。独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹県境所(茨城県)などが静岡県浜松市の住民699人を対象に行なった栄養疫学調査で明らかになりました。特に閉経後の女性に効果が見られ、男性や閉経前の女性はあまり変わらなかったそうです。これからみかんの季節。年齢を問わず果物はどんどんとるべきでしょう。 第20回 リンゴ りんごには多くに優れた成分が含まれていると言われています。特に「食物繊維」「ポリフェノール」「カリウム」が優れものだとか。りんごに含まれるりんごポリフェノールは中性脂肪が増えるのを抑制する効果がある。2004年にこんな結果が、人への臨床試験をふまえたアサヒビールと弘前大学の長田恭一助教授らのグループの共同研究として発表されました。これまでガン細胞の増殖を抑える(弘前大医学部)作用や、血圧上昇を抑制して動脈硬化や血栓予防・血糖値をコントロールする働き(農水省果樹試験場)があり、糖尿病の予防効果もあるそうです。最近は花粉症の改善にも有効と言う説も。食物繊維のペクチンも、中性脂肪を作るアミラーゼの働きを抑制する効果や、整腸作用で便秘改善や大腸ガン予防(冨山医薬大)にも良いそうです。 第19回 コレステロール値について コレステロールは下げすぎてもいけないという説が出てきました。これまでコレステロールの基準値は血液1デシリットル中220 ミリリットルまでとされ、これを上回ると薬を飲むなどの指導がされてきました。日本で有名なコレステロール治療薬のシンバスタチンを飲んで、その後患者がどのような経過をたどったのかの調査で、コレステロール値240くらいの人がもっとも死亡率が低いという結果が出たそうです。これ以上高くても低くても死亡数やガンになる人が増え、外国でのいくつかの試験でも同じような結果が出ているといるそうです。まだその説が正しいと証明されたわけではなく、日本人の体質は長年の食文化から培われ、野菜たっぷり肉少なめの食事がなによりでしょう。また、適度な運動もお忘れなく。 神戸新聞夕刊 びっくり食べもの物語(毎週金曜)参照 第18回 卵とコレステロール コレステロールを多く含む食品の代表格は卵ですが、2004年に日本で一万人を一四年間追跡したデータが示され、男性では卵の摂取量と死亡率になんら関係のないことがわかったそうです。女性では週に1〜2個食べる人は、毎日食べる人よりも2割死亡率が低下したということで、死亡率が極端に違うということではないそうです。 ともかく、ガンを予防し死亡率を下げる上で大切なのは、コレステロールを多く含む食品の摂取を抑えることより、植物性のリノール酸の摂取を抑えることが大事だと考えられるようになってきています。かつては、リノール酸は健康食材の代表格ともなっていました。科学の進歩とともに人類の常識も変わりつつあります。流される情報を鵜呑みにせず、人類の蓄積された経験に学び、自ら考え、検証する姿勢が必要ではないでしょうか。 神戸新聞夕刊 びっくり食べもの物語(毎週金曜)参照 第17回 魚とコレステロール 血液検査でコレステロール値が220を超えると高脂血症と診断されます。しかし、薬でコレステロールを低下させても心筋梗塞は減るものの、総死亡率は減らせなかったことが、最近の臨床試験で明らかになっています。また、動脈硬化や心臓疾患には総コレステロールが高いことが問題ではなく、リノール酸とアルファ・リノレン酸の比率が大きく関わっているといわれるようになってきました。このアルファ・リノレン酸は魚肉、特に背中の青い魚やしそ、えゴマなどに多く含まれることが分かっています。大切なのは両者のバランスで、意識して植物油を減らして魚を食べないと、そのバランスはとりにくいとのことです。 (神戸新聞夕刊 びっくり食べ物物語より) 第16回 サプリメント 健康食品をめぐる誇大広告などのトラブルが増えています。また、サプリメントについても摂りすぎが逆効果という意見が最近は定説になりつつあります。「老化防止」をうたい文句にヒット商品になった『コエンザイムQ10』ももとはといえば薬でその効能がないということで使われなくなくなったのに、2001年の規制緩和でサプリメントとして売り出されて大ヒットしました。これまでビタミンやミネラルは欠乏するとどうなるかという研究は行われてきましたが、過剰摂取については問題視されてきませんでした。特にビタミンなどは取り過ぎても尿で排出されるだけだといわれていました。最近世界一のサプリメント市場であるアメリカの科学アカデミーが、過剰摂取を警告する報告書を出しました。これも、人によって摂取量などの基準が違うという考え方が一般的なってきたことによるものです。 第15回 米粉パン パンは小麦粉でという常識が変わりつつあります。先日、新聞報道で知った神戸の米粉パン専門店に行ってきました。もちもちした食感と腹もちのよさ。ほとんどを輸入に頼る小麦は、収穫後の農薬散布(ポストハーベスト)の心配があり、それがアレルギーの原因の一つとも言われています。日本の伝統食のコメは安心・安全でもあります。2004年度から国や県の推奨で、学校給食に米粉パンを導入した自治体に材料値上がり分の半額補助制度が創設されました。地産地消の推進や、温暖化の影響による食糧危機が叫ばれるなかで、他国の輸入に頼ることがいかに危険なことであるかが分かってきたからです。ところが、3年限度の制度のために昨年度でその申し込みが打ち切られたそうです。掛け声は良いけれども、自治体任せで国の責任を果たそうとしない。宙に浮いた年金問題に見られるように、自治体も国の無策ぶりにはあきれるばかりです。 第14回 豆腐 豆腐が食べられなくなるかもしれない?二酸化炭素の削減のためのバイオエタノールの製造にトウモロコシや大豆が使用されて価格が高騰しているそうです。植物は生育過程の光合成で二酸化酸素吸収をするからだそうですが、ブラジルなどでは熱帯雨林を伐採してのバイオ植物の栽培は環境破壊を促進しているとのことです。 第13回 納豆 関西テレビの納豆報道での捏造は国民を驚かせました。タウンミーティングのやらせ、サンケイ新聞や西日本新聞のやらせなども次々と発覚しましたが、視聴率がスポンサーの最大の要請となり、事実を歪めてまでも視聴率獲得に走るマスコミの姿勢が問われています。でも、納豆が血液をさらさらにする効果は間違いないようです。 第12回 ポストハーベスト 1980年代に輸入レモンから枯葉剤が検出されました。これを調べていくとアメリカで収穫後に使用許可されているポストハーベスト農薬一覧表の中に、2・4Dという枯葉剤があったのです。これはベトナム戦争で使われた枯葉剤の主成分で、催奇性や発がん性が確認されていますが、国際的には広く農薬として使用されています(アメリカの圧力で基準が甘い)。発展途上国では日本ですでに禁止された農薬が使用されている例もあります。世界的人口増による食糧不足も予想されている中で、食料の6割を輸入に頼る日本の自給率を早く高めていかないと、量が足りなくなるだけでなく安全までも脅かされることにつながります。 第11回 コメ バランスの良い高栄養食品としてコメが見直されています。アメリカを始めとした外国での寿司バーの流行に見られるように、日本食は健康に良いということから注目されているとのこと。精白米100グラム当たり、炭水化物77・1グラム、たんぱく質6・1グラム脂肪0・9グラムビタミンなどその他0・4グラム、水分15グラムです。コメ自体に栄養が多く、味も飽きずに様々な副食とも相性がよく栄養のバランスの取れた優れものです。これは、粉にして塩分などを加えて加工するパンや麺類と異なり、防腐剤的要素のものを加えない無添加の食品です。コメの胚芽や周辺の膜にはビタミンなどの微量物質が多く含まれていますが、精白しすぎるとこうした栄養分を捨ててしまっていることになります。 第10回 塩 塩は今では高血圧の原因として悪者扱いされますが、サラリーマンのサラリーとはラテン語の「サラリウム」(塩を支給するという意味)が語源となっています。昔は汗をかく労働が多い中で、塩なしでは生きてゆけない人間にとっての重要さの表れでしょう。調味料としてだけでなく、冷蔵庫のない時代からの保存料として、さらに醤油や味噌の発酵を助ける役割も果たします。また、そうめん作りでは小麦粉に作用して弾力性を出す効果もあります。運動をして汗をかく生活を心がければ塩分はさほど気にしなくても良い優れものなのです。(コープこうべ機関紙「きょうどう」より) 第9回 ワイン エリストリール ワインや果物・きのこに含まれる「エリストリール」という糖類には、虫歯や口臭の原因となる歯垢を分解しやすくする働きがあることがわかりました。歯垢の中には口の中の虫歯につながる病原菌と、善玉の細菌などとが混在しています。このような細菌がそれぞれ増えて食べカスなどをえさに絡み合い、歯に付くと取れにくい歯垢となります。唾液の清浄作用が最近の増殖を抑えることは知られていますが、花王ヘルスケア研究所では、メロンや梨などの果物やワイン、しょうゆ、ミソなどの発酵食品に含まれる「エリストリール」が唾液と同じように細菌同士の結合をゆるくする働きがあることを発見しました(朝日新聞2006年9月23日付け朝刊)。だからといって、ワインを飲んで酔っ払って歯磨きがおっくうになって寝てしまうと、いずれは医者で痛い目にあうことは必至です。規則正しい生活習慣をと自分に言い聞かせているこのごろです。 第8回 ワインの酸化防止剤 今までは酸化防止剤(主に亜硝酸塩)の添加が当たり前だったワインですが、最近は酸化防止剤無添加のワインが販売されています。酸化防止剤は人体に害があるのでしょうか?参加防止剤はワインを長期間おいしく飲めるように数百年にわたって使用されてきました。現在許可されている使用基準は、体重50キロの人が一日175本を70年間毎日飲み続けて人体に害が出る程度(人により多少違いあり)だそうです。よく10年ものとか言われるように製造されてから徐々に熟成しておいしくなっていきます。だから長年寝かせたものが値段も高くおいしいということに。どうしても「添加物」が気になる方は無添加ワインがお勧めです。ただし、開栓したら味の劣化(酸化)が始まりますから一週間以内に飲みきるようにしたいものです。 第7回 赤ワイン 梅雨も明けビールのおいしい季節となりました。激しいスポーツの後のビールは痛風の要因になりますし、ビール腹も気になるところです。酒類にも色々ありますが、実は赤ワインがお勧めなのです。フランス人は脂っぽいものを好みタバコを吸う人も多いのに心臓疾患で死亡する人が少ない。それは赤ワインに含まれるポリフェノール(緑茶の4倍、白ワインの8倍)が、動脈硬化や脳血栓、ガンや老化、糖尿病や脳梗塞などの要因といわれる活性酸素(悪玉コレステロールを増やす)を除去する役割をはたしているからだとか。白ワインはポリフェノールの含有量は少ないですが、殺菌作用は赤ワインの二倍あるので刺身などの生ものと飲めば有効だとか。でも飲みすぎは禁物・・といってもそんなに飲めるほどの余裕がない我が家です。 第6回 油脂 前回につづいて油の話。ラーメンやフライなどの油ものをついつい食べてしまうという方もおられるのではないでしょうか。食事のときに「ベータ・エンドロフィン」というホルモン物質が分泌され、これが「脳内麻薬」としての快感を感じさせているとのこと。これは京都大学院の研究として、特に油脂と関係に注目し、ラットにコーン油を飲ませる実験をしたところ、摂取量が日に日に増えていき、油を近づけただけでエンドルフィンの分泌が2.5倍に増えることを突き止めたことが発表されました。(神戸新聞2006年3月18日付夕刊より) 第5回 マーガリン 昔は食パンにはバター(動物性)が主だった家庭も、いつの間にか健康のためにマーガリン(植物性)と言う糧が主流ではないでしょうか。ところが、最近欧米ではマーガリンなどに含まれる「トランス脂肪酸」が健康障害を引き起こすのではないかと規制されるようになっています。日本政府の食品安全委員会は、日本人の場合は摂取量が少ないので現時点では規制の考えはないとのこと。しかし、私はそろそろ認識を変える必要な時期に来ているような気がします。 第4回 書籍の紹介 市販のコーヒーフレッシュには牛乳は一滴も入っていない?添加物商社で長年食品添加物の営業を行ない、添加物の神様と呼ばれた阿部司氏出版「食品の裏側」(東洋経済研究所 税込み1470円)書店で)という本が売れているそうです。出版の動機は、自分の子供が添加物だらけのミートボールをおいしいおいしいと食べている姿を見てからだそうです。過去には西日本新聞社が出版した本でも、賞味期限切れのコンビニの弁当を食べ続けた豚に死産や奇形児が多いという内容が掲載されているそうです。 第3回 大豆V 世界一の長寿国になった日本。伝統的な日本の食文化をその要因とする論調多く見られます。武庫川女子大の家森教授(栄養学)は、特に大豆・魚・海藻を三点セットとしてお勧めしておられます。しかし、大豆の多くが輸入に頼っている現状で、さらにそのほとんどがアメリカからです。ここでもアメリカいいなりの日本経済の歪みが見えてきます。 2006年4月 第2回 大豆U 先日、大豆に含まれるイソフラボンという物質は、サプリメント(栄養補助食品)などで摂り過ぎても、妊婦などに悪影響を及ぼすという報道がありました。ビタミンなども必要に摂っても体外へ排出されるだけです。なんといっても偏食せずにいろんな種類の食材を摂取することの方が健康を保つ秘訣ではないでしょうか。 2006年3月 第1回 大豆 大豆は脳卒中や高血圧の予防とともに、環境ホルモンから体を守る働きがあるといわれています。また、大豆に含まれるイソフラボンという物質は、カルシウムが体から溶けだすのを防いだり、悪玉コレステロールを減らす効果があるといわれています。ただ、最近は安全性に疑問がある遺伝子組み換えのものがあるのでできるだけ国産がいいでしょう。 2006年2月 |