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2002年10月04日

西宮市高齢者交通助成制度の改善を求める申し入れ

  日本共産党議員団は4日、高齢者交通助成制度が、現金支給から、プリペイドカード等購入割引方式に改変されたことに対し、緊急に市長に申し入れを行ないました。


 西宮市長 山田知 様

 従来西宮市では高齢者交通費助成制度として70歳以上の対象者全員に一律5000円を支給していました。しかし、「行財政改善」のためとして、今年度から鉄道などの2000円のプリぺイドカード購入毎に1000円を助成、限度額を5000円とするという方法に変更し、現在対象者に高齢者交通助成割引購入証が届けられています。いま、多くの市民から制度改悪に対して不満と批判の声があがっています。私たち日本共産党議員団にも電話、手紙で「現金が振り込まれるものとばかり思っていた」「JRは使えない」「いちいち現金を持ってカードを買いに行かなければならない」「これは血の通わぬ施策だ」と不満の声が届けられています。
 6月1日から施行された要綱では付則で介護保険要介護度4または5の認定者は来年度まで従来の現金支給としています。同じ市民でありながらこのような差別をする道理も理由も全くありません。直ちに6月1日から施行された「西宮市高齢者交通助成事業実施要綱」は廃止し、従来の交通費助成金支給制度に戻すべきです。
 よって、直ちに交通費助成制度1年以上西宮市に在住する70歳以上の市民に一律5000円の交通費助成金を支給するよう申し入れるものです。

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