2007年予算要望書/* --項目挿入-- */?>
2006年11月30日
消防局
- 消防力の整備指針が改定され、施設、人員にわたって大幅に緩和されたにもかかわらず、西宮市の消防力はどちらも下回っている。なかでも職員定数は576人に対して359人で62.3パーセントの充足率に過ぎない。人口、世帯数、住宅戸数増加に加え、甚大な自然災害も増加している。そこで以下の点に取り組むこと。
- 市民の安全を守るため、職員数を整備指針に近づけるよう増員をすすめること。
- 指針では、消防署所は12署所に対して66.7パーセントの8署所となっている。消防局が独自に設定している署所の設置基準から、鳴尾浜の一部、段上町6丁目の一部、田近野町、柏堂町の一部や鷲林寺は離れている。全市がカバーできるよう署所の増設について研究すること。
- 西宮の消防署4箇所に対して消防用自動車のはしご車は4台である。中高層の集合住宅、特別養護老人ホーム等の高齢者施設が建設されている、西宮浜を担当する西宮浜出張所には配置されていないので緊急時に不安がある。西宮浜に対してはしご車は西宮署と鳴尾署に配備されている車両で対応するとしているが、西宮浜出張所にも配置すること。
- 西宮市のドクターカー制度は全国に先駆けて行なわれた。救急救命はそれこそ1分1秒を争うため、今後とも協力病院を増やすとともに、救急救命士の増員などさらに制度の充実につとめること。
- 運動中だけでなく安静時にも突然死する原因の多くが心室細動(心臓のけいれん)といわれ、応急処置としてAED(自動体外式除細動器)の設置が普及しつつあるので、積極的に導入を広報し取り扱いの講習をさらに充実すること。