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2006年3月 杉山たかのり議員の代表質問
2006年03月30日

コミュニティ・バスについて


 コミュニティバスについては、わが党議員団は、昨年の代表質問でも取り上げ、その後も本会議一般質問で取り上げてきました。
  昨年の私の代表質問での答弁は「庁内の交通政策課題検討委員会での検討結果を踏まえ、事業化についての考え方を一定取りまとめ、議会にご報告するとともに、実施計画に反映させるなど、適切に対応してまいりたいと考えております。」となっていました。

  市長は行政方針で「課題となっています南北バスについて、試験運行にあたっての条件整理や関係機関との協議をおこなってまいります。また、コミュニティバスは、引き続き導入の可能性について検討してまいります。」と述べられていますが、新年度予算案、また総合計画の実施計画にはなにも反映されていません。

  近隣市を見てみると、市営バスを運営している自治体は、神戸市、尼崎市、伊丹市、コミュニティバスを運営している自治体は、宝塚市、三田市です。残るのは、西宮市と芦屋市ですが、芦屋市は、新年度コミュニティバス事業調査検討軽費350万円の予算が計上し、コミュニティバスの導入について、交通空白地域の解消や高齢者の方の外出支援等を行うために、国・県の補助制度や他都市の状況を調査してきたが、新たなコミュニティタクシーも検討項目に加え、平成19年度導入に向け、最も適した輸送手段を引き続き検討するとしています。ここでも、他の自治体の長との違いを痛感します。
  市長公約がこれほど軽く扱われていいのかと、怒りを覚えます。早急に、南北バスとコミュニティバスの実施を求めるものです。

質問
  1. 芦屋市がコミュニティバス事業調査検討経費を予算案で計上し、方向性を明らかにしていますが、西宮市として、このことをどう評価しているのか。

  2. 市長の行政方針では明らかになっていないが、南北バスを2007年度の後半には試験運行をする、コミュニティバスについては仁川地区ですでに運行されている宝塚市のコミュニティバスに参画できないか協議していると聞いているが、その方向に間違いないのか。