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たてがき初男議員の一般質問
2007年03月05日

市立高校の教職員給与と西宮東高校の耐震化工事について


市立高校教職員給与格差問題


西宮市には市立西宮高校と西宮東高校の2校があり、合わせて115人の教職員が1558人の生徒を担当しています。
市立高校ではそれぞれ教職員の人材を生かして地域に開かれた取り組みを行なっています。西宮高校では松柏講座、西宮東高校では木曜講座です。このようなことが出来るのはやはり地域に密着した市立高校ならではと思います。
ところが西宮市の「第3次行財改善計画」により市費教職員の給料を4%引き下げました。これによって市立高校の教職員の給料が県立高校の教職員より低くなるという、逆転現象が起きました。
その後、県が教職員の給料を下げたため、基本的には逆転現象は解消した年齢もありますが、22歳の給料表を比べてみると市立高校教職員は19万8850円、これに対して県立高校教職員は20万800円。市より県の方が1950円高いということになっています。
従来は県立より市立高校の教職員の給料が高かったこともあって、いい人材に恵まれてきたと思います。学校現場では不足する教科の先生がほしいと思ってもなかなかきてくれなくて苦労するとの声も聞いています。

<質問>
  1. 市立も県立も同じ市内にあり、同じ教職員でありながら給与に格差があるのは同一労働・同一賃金の原則に反するではないか。

  2. もともと県立高校より市立高校の教職員の給料が高かったのだから、速やかに是正するべきではないか。

西宮東高校の北校舎耐震化工事


 阪神淡路大震災で西宮東高校もかなりの被害を受け、南校舎では東と西では1メートルちかい段差ができています。また北校舎は耐震診断では「補強または改築の必要あり」とするC判定とされています。
そこで、速やかに耐震補強工事をする必要がるが計画はどのようになっているか。