2007年3月 上田さち子議員の代表質問/* --項目挿入-- */?>
2007年02月28日
国民健康保険料の引き下げについて去る2月7日夜、「国民健康保険料の引き下げを求める西宮市民の会」のみなさん92名が、山田市長に対する要望書を、6800余筆の署名を添えて提出し、財政担当の総務局長や市民部長らと交渉され、私も参加しました。年間所得300万円・家族5人で比較すると、一般財源を繰り入れて保険料抑制に努める宝塚市や伊丹市、芦屋市に比べて、保険料抑制には、1円も一般財源の繰り入れをしていない西宮市の保険料は、約10万円も高いという実態に怒りの声が続きました。「国民健康保険料は全国一律やと思ってた。なんで西宮はこんなに高いのか」「税金はいのちとくらしを守るために使って欲しい」「どんなに生活が苦しくても国保だけは命綱で払ってきた。年収200万円を切っても保険料は40万円も。国保料を下げて」等々、仕事を早めに切り上げて集まった市民のみなさんが、次々と切実な思いを訴えられたのです。 当日出席された山本総務局長は、市民のみなさんを前に、西宮市の保険料が高いことを認め「安くする努力をしなければいけない」「震災関連のお金も減ってきた。借金返しの分をどこにどれだけ回せるかということだ」と発言されました。 この間、日本共産党議員団は毎議会ごとに高すぎる国保料の引き下げについて、8億円の一般財源の繰り入れで一世帯一万円の引き下げ、約18億円の繰り入れでは、宝塚市や芦屋市と同程度の保険料に引き下げられると、近隣他市のように一般財源を繰り入れて、市民の負担を少しでも軽減し、払える保険料にすることを一貫して求めてきました。他市との決定的な違いは、市長の国民健康保険加入者に対する配慮があるのかないのかの違いだということです。自治体は違ってもいのちの重さが異なっていいはずはありません。
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