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トピック
2007年08月29日

2006年度決算は30億円の黒字
 現時点で約100億円の積立に!


西宮市の2006年度の決算が8月29日発表されました。
一般会計の実質収支は、約30億6900万円の黒字となり、1979年度以降最大となりました。

これまで西宮市は、「2008年度末には321億円の財源不足」「このままでは赤字再建団体に転落する」などのおどし文句で、市民の福祉サービスをきりすてる「第3次行財政改善実施計画」をオール与党の後押しをうけて強行し、その結果、障害者等への市民福祉金、高齢者の敬老祝い金などを廃止しました。

ところが今年2月には赤字予測額は解消、今回明らかになった約30億円の決算剰余金、さらに2007・2008年度の決算剰余額を見込むと、2008年度末には100億円以上の基金積立になることが予測されています。 日本共産党議員団は、この問題は福祉を削るための見せかけの「財政危機」だと一貫してきびしく批判してきましたが、事実がそれを証明することとなりました。