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上田さち子議員の一般質問
2007年09月12日

西宮旧港周辺の整備について


今年8月、西宮市として2008年度(平成20年度)兵庫県政に対する要望書が提出されました。その重点要望事項の中に、西宮南部地域の総合的な治水対策と河川等の整備として、「各河川の河口部には高潮対策のための排水機場が必要だが、洗戎川では未整備となっており、下水道ポンプ場の予定地にある西宮市の排水ポンプ場が代替で利用されている。高潮時には排水能力が不足するほか、下水道計画に沿った治水安全度が確保できない」ということで、県に高潮ポンプ場計画の早急な事業着手を要望しています。

土木局にお聞きしたところ、配布させていただいている資料2のように、兵庫県では2007年度、西宮旧港関連で実施設計の予算が組まれ、高潮ポンプ場の設置や旧港の埋め立て、防潮堤の撤去整備にあわせて市道の拡幅と歩道の整備等について、6月には地元西波止町や前浜町、泉町、建石町、浜町の自治会長さんら8名と市も加わって意見交換会がもたれているということでした。

日本共産党市議団は、震災後西宮浜に住宅が建設され、また西宮浜に働く方々も多く利用する、西宮浜連絡道路から臨港線までの市道西178号線、180号線の安全対策として、防潮堤の沖だしを行い、道路拡幅と歩道の整備を県と協議して進めることを毎年要求してきました。今回ようやく県が動き出したことを評価するとともに、地元住民の声も反映させ、この機会に西宮市としてもこの地域の整備計画を明らかにして積極的に取り組んでほしいと思います。
  1. 現時点で、西宮旧港周辺の整備について、兵庫県とどのような協議をしてこられたのか、お聞きします。

  2. 市道の拡幅と歩道整備についての見通しはどうか。新総合計画との関係ではどうなるのか。