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トピック:決算特別委員会
2007年09月28日

実質60億円の黒字・貯金は91億円
  なのに市民福祉は切り捨ての18年度決算


今議会では、平成18年度の決算審査が行われました。
特徴は、昭和54年以降連続28年の黒字決算で、特に一般会計だけで30億円以上の黒字を計上し、基金積み立てとあわせると60億円もの剰余となりました。
税目18年度17年度差額
市民税401億300万円359億2800万円41億7500万円
(個人)353億4400万円315億3600万円38億700万円
(法人)47億5900万円43億9200万円3億6700万円
これは、別表のとおり市民税の収入が前年と比べ41億円以上も増えたことがひとつの要因で、定率減税の半減や老年者控除の廃止等、庶民増税の結果によるものです。

好転した財政を市民に還元せよ


18年度は重度障害の方や、一人親家庭の子どもたちに支給されている「市民福祉金」を廃止するなど、「西宮市には金がない」と福祉の切捨てを強行してきましたが、これも黒字決算に反映しています。
日本共産党市議団は「市民を泣かせて基金を貯めこむことは許せない」「財政が大きく好転した今こそ、税金は市民のために使え」と、決算に反対しました。(上田さち子ニュースより)