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申し入れ
2007年10月11日

タクシーチケット問題についての緊急申し入れ


ついに交通費チケット使用議員名公表

昨年、明らかになった西宮市会議員の交通費チケット問題。日本共産党市会議員団は繰り返し廃止を求め、4年前から受け取りを拒否しています。市民からの批判もあり今年度から廃止されていますが、誰がどのように使っていたのか、情報公開請求で、その氏名が明らかになりました。

祇園からは河崎はじめ議員。北新地からは「行動する政治」を掲げる蒼志会の今村岳司議員や公明党の大川原成彦議員。現議長の岩下あきら議員と副議長の田村ひろみ議員は、1万円を越えているのに乗車区間の記載もなく、多くの議員が議会活動に必要だったのかの説明責任を問われています。

日本共産党市会議員団は、公表された日に議会としての説明責任を果たすように各会派にまず口頭で、そして翌日の11日に文書で正式に申し入れを行いました。申し入れの内容は以下の通りです。(記:まつお正秀)


西宮市議会議長
岩下 彰 様
タクシーチケット問題についての緊急申し入れ

 この度、公費で賄われる「タクシーチケット」使用議員名が公開されたことにより、新聞各紙が大きく報道しています。日本共産党としても、公開請求を行ってきたところです。
 タクシーチケット制度は、「議員活動を支援するため」税金を原資として運用されてきた制度です。当然のことながら、使用にあたっては制度の目的を逸脱することなく、市民に対して「公務」であることの説明責任を負っていることはいうまでもありません。
 今回の公開によって、「祇園」や「北新地」などいわゆる遊興地等からの帰路に使用していた議員、5000円以上の利用なのに乗降地が記入されていないケースなど、税金を使って議員としての「公務」を行ったと客観的に説明がつかない実態も浮き彫りとなりました。これらの点について議会としても自浄作用を発揮させ、使用した議員自ら説明責任を果たすことが求められています。とくに、岩下議長・田村副議長は高額なタクシー使用にもかかわらず、乗降地不明となっており、ただちに事実関係を明らかにするべきです。
以上のことから日本共産党西宮市会議員団は、下記の点について早急に議長として対処されるよう強く申し入れをいたします。

記 

  1. 「祇園」「北新地」「ゴルフ場」など、いわゆる遊興地等の行き帰りに使用した議員に対して、「公務」であることの客観的説明を求めること。

  2. 乗車日及び乗降地が記載されていない議員に対して、必要事項を明らかにさせ、同時に「公務」であることの客観的説明を求めること。

以上