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トピック
2008年01月10日

12月議会で多重債務者相談窓口が実現


多重債務で借金を抱えている人が、自殺や犯罪にまき込まれてしまう例が後を絶ちません。日本全国で多重債務に陥っている人が、200万人と言われています。
しかし、どこに相談に行けばいいのかさえもわからない人がたくさんいます。
この間、被害にあわれた方やクレ・サラ金、被害者を救済してきた弁護士が中心となって運動を進め、国も対策を打ち出しました

党議員団は、2006年12月、2007年6月、9月議会の一般質問で、多重債務者の相談に取り組んでいる鹿児島県奄美市、滋賀県野洲市、岩手県盛岡市など、先進市の事例を示しながら「西宮市にも、多重債務者相談窓口をつくるべき」と、質問を重ねてきました。
 市当局は、12月の補正予算の質疑の中で、新年度(4月から)を前倒しをして、1月から消費生活センターで、毎週一回、多重債務者相談活動をはじめると明言しました。
また、庁内では多重債務者対策連絡協議会を立ち上げ「3月までに2回の会議を持つ予定をしている」と、全庁的な取り組みもはじまります。(記:佐藤みち子