6月16日開催の議会運営委員会において、前回、議員の発言を封じるという暴挙が起こりましたが、そのことについて、石埜委員長から委員会開催冒頭に次のような発言がありました。
「開会にあたり、私から一言申し上げます。
去る6月4日の議会運営委委員会において、杉山委員及び野口委員の議事進行発言等に際し、私の意図に反し、発言を制限するような結果となってしまいました。定型的ではない議事運営に不慣れだったとはいえ、杉山委員及び野口委員にご迷惑をおかけしたことにお詫び申し上げておきます。」
民主的な運営はなによりも大切であり、議会の基本です。
西宮市議会では、これまで議会運営は「全会一致」を原則に取り組まれてきました。最も民主的な運営方法だというのは世界でも常識となっています。ところが、この間、西宮市議会では、自分たちの思うようにならないからと、「多数決でやるべきだ」と一見民主主義を重んじるような装いで、多数による横暴につながるやり方をしようという、大変危険な動きが強まっています。今回の暴挙もこの流れの中で起こっています。
民主主義をまもるためには、市民的な監視が必要ではないでしょうか。
(記:杉山たかのり)