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市政パンフの紹介?
2008年06月23日

人口急増で市民生活は大変!
市長ひとり喜ぶ?


 西宮市は人口が急増し、震災前42万人がもうすぐ48万人に達しようとしています。
 山田市長は「若い子育て世代を中心に人口の増加が続き・・・まちには賑わいと活力が増してきてります。…時代の流れを的確に捉えたまちづくりが高く評価されたためである」と、尼崎市を抜いて兵庫県3位になったことを言います。
 下表のように、人口急増とともに、子供が急増しています。

    人口推計  市立小学校児童数
98年  40万4205人  2万2819人
00年  42万1399人  2万3043人
02年  44万9059人  2万3839人
04年  45万7769人  2万5142人
06年  46万9413人  2万7269人
08年  47万7109人  2万8714人  

 このため、小学校の教室不足や保育所の待機児が増えるなど、そのしわ寄せが特に子供たちにいくという、深刻な事態です。
 ここには、震災後、マンション開発規制を一気に緩和したことによる、マンションの乱開発が起こり、住環境の悪化とともに、人口急増による市民生活への影響が起こったのです。「子育てするなら西宮」というキャッチフレーズを市はたからかにかかげていますが、西宮に移り住んでみると、小学校はプレハブ、保育所や市立幼稚園も入れない、という本当にひどい状況です。
 それにもかかわらず、市長はいまだ開発規制をもとにもどして強化するなどの対策はとらず、毎年小学校にはプレハブが建てられ、保育所の定員増もままならない状態です。
 市長の責任は重大です。

(記:杉山たかのり)