久々に、自治体学校に行き、しっかりと勉強してきました。
第50回自治体学校は今年は大阪でということで、近いということもあり、参加することにしました。
今、「構造改革」路線が国でも地方でも強力に進められる中、格差や貧困が拡大し、何でも民間にという考え方のもと安全、安心よりも効率優先の社会が、大きな問題になっています。これをどう突破すればいいのか、ヒントがほしかったのです。また、この流れから、財政健全化法の施行が来年度よりはじまり、今年の決算審査にも大きくかかわってきます。かなり、議員としては重要な問題であり、一定の学習が必要と思いました。
25日は全体会ということで、記念講演、基調報告などがありましたが、特に印象に残ったのは阿智村の村長さんで、「限界集落」といわれる村とその村民をどう守るのかという点で、強い思想、覚悟、決意を感じる発言を聞き、自分自身もまだまだ甘いことを痛感しました。
26日は、目的の一つNPMについての講座で、今の「構造改革」の怒涛のような流れの中で、何をもって立ち向かえばいいのか、一定のヒントを得たように思えます。
27日も目的の一つ、財政健全化法の問題で、「議会の役割」が大変重要だという事がわかりました。
3日間の学校でしたが、大いに刺激になりました。実際に生かすのは、これからの議員活動によります。9月議会にも生かせるようにしたいと思います。
来年は埼玉県で開催予定です。ぜひ、一度ご参加されてはどうでしょうか?
写真 左上は、宮本憲一先生の記念講演
右下は、天神祭ということで、太鼓などの演奏が行われました。