HOMEへ
野口あけみの代表質問
2009年03月03日

介護保険


介護保険は制度開始から10年目を迎えることになりました。老老介護の解消、介護の社会化などを進めるはずの介護保険でしたが、実際にはまだ介護をめぐる悲惨な事件は後を絶ちません。介護サービスの総量は増えてはいるものの、一人ひとりにとっては負担は増える一方で、必要なサービスは十分受けられていない人が増え続けている、それが10年目の現実ではないでしょうか。
9月議会、12月議会でも介護保険について日本共産党は質問していますので、今日の質問では端的に3点質問します。

<質問>
  1. 保険料です。全国では保険料すえおき、あるいは値下げの自治体のほうが多いのに、なぜ西宮では基準額で2.4%値上げとなったのか。景気悪化で高齢者の暮らしも大変な中、一般会計から繰り入れてでも、せめて据え置けなかったか。

  2. 劣悪な介護労働者の待遇を改善するためとして介護報酬が3%引き上げられるが、待遇改善がすすむと考えるか。

  3. 要介護認定制度が見直されます。介護度が低く出るのではとの危惧が広がっているが、当局の見解をおききします。今回の見直しの狙いは結局、介護認定を低くして給付費を抑制しようとするものではないのか、この点についてもお聞きします。