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野口あけみの代表質問
2009年03月03日

学校耐震化と、エレベーター、普通教室へのエアコン設置について


児童生徒が一日の大半をすごし、また災害時には地域の避難所にもなる学校施設の耐震化は法改正により国の補助が引き上げられたこともあり、市でも昨年ようやく、27年度をめどに完了するという方針が発表されていたところです。行政方針ではこの予定を早めて実施するとして、今議会に「西宮市立学校施設耐震化推進計画」が報告されます。
この計画によれば、対象となる昭和56年以前建設の2階建て以上またはのべ床面積200?以上の耐震化が必要な施設は151棟。これを新年度から2011年度(H23年度)までの3年間で、2期に分けて、すべての耐震化をおこなうというものです。
学校施設の耐震化率は全国平均で62.3%、県平均63.8%、市ではさらに下回って51.0%であり、各地で地震が発生し、これ以上放置するなという国民世論のなかで、国の補助もやっとひきあがったというのが現状です。市が予定を繰り上げ、3年間で完了するというのは英断、と評価をするものです。

<質問>
  1. 151棟の校舎、体育館の学校施設耐震化は相当の経費がかかると思われますが、概算でどの程度か。それに対する国の補助率、補助額はいくらか。

  2. 平成23年度末までに耐震化が完成すれば、次は全校へのエレベーター設置と、普通教室へのエアコン設置の条件が整います。どのようにとりくむか、お答えください。