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いそみ恵子の一般質問
2009年03月10日

大規模学童保育所の分割と施設整備について


クリックで大きな写真を表示学童保育問題の1点目は、大規模学童保育所の分割と施設整備の問題です。
学童保育をめぐっても保育所と同じく市長のとった人口増政策のため、待機児童解消を目的に、毎年数か所の増改築が実施されています。すでに市内でも2ヵ所の学童で3棟目の施設が建てられたり、定員を弾力化してもなお入所できないこどもがでる状況です。新年度予算のなかでは、2ヵ所で大規模学童の分割を行う予算が計上され、昨年の甲子園浜につづいて南甲子園・広田の学童保育所で分割が余儀なくされています。
この学童保育所の規模、施設・設備等については、これまでの国の「放課後子どもプラン推進事業実施要綱」や、2007年10月19日の「放課後児童クラブガイドライン」が発表されています。
この2007年の「ガイドライン」は、設置や運営主体の違い、補助金を受けているなどにかかわらず、すべての学童保育に対し「運営するにあたって必要な基本的事項をしめし、望ましい方向を目指す」ために策定されました。すべての学童保育所を対象にして厚生労働省が方向性を打ち出したことは、大きな前進です。
まず、学童保育の規模では、一学童あたりの入所児童規模は、「最大70人」と定め、学童保育内の集団規模は「おおむね40人程度までとすることが望ましい」としています。児童1人あたりの面積は、「おおむね1.65平方メートル以上」これでも不十分ですが、「実施要綱」同様に生活の場としての機能を確保するために「児童のための専用の部屋または、間仕切り等で区切られた専用スペース」を設けることがもりこまれています。
それでは、西宮の実態は、どうか。資料の?を見て下さい。41ヶ所56学童のうち、例えばガイドラインが示す児童1人あたりの面積1.65平方メートル以上、これをクリアしているのは、甲子園浜第2・上甲子園第2・北夙川の3か所であとの学童は、それ以下となっています。学校施設内という点では、物理的な問題もあると思いますが、子どもたちにとって生活の場でもある学童保育所がこのような実態です。
私は、先日、広田学童を訪ねてきました。ここは、60名定員で現在、86名を受け入れ、スポーツクラブ21のクラブハウスも間借りしている状況です。子ども達は、天気のいい日は、運動場で思いっきり元気に遊ぶことが出来ても、どしゃ降りの雨の日などは、身動きが取れない状況で、体育ずわりして狭い部屋ですごしたり、時にはぶつかってけんかになったりしているとのことでした。新年度、新たな2棟目が建設される予定ですが、1棟目の旧施設は、60名定員で児童一人当たりの広さは、1.2平方メートルです。新しい施設については、ガイドラインの基準どおり1.65平方メートルを確保するとのことですがこのままでは、旧施設の広さをガイドラインの基準どおりに確保することは、できません。

<質問>
  1. 新年度予定されている広田の学童保育所の整備について、新・旧両施設とも国のガイドラインにそった「児童1人あたり1.65平方メートル」の広さを確保すべきとおもうがどうか。

  2. 学童保育所の施設の中には、例えば小松の学童保育所のように老朽化している施設もある。学童保育所の施設整備については、中・長期の修繕計画や整備計画がありません。施設の規模・定員・面積などの施設整備について整理すべき課題をどのようにとらえ、当局として取り組もうとしているのか。