2010年度予算要望書/* --項目挿入-- */?>
2009年10月19日
土木局
- 交通事故から市民の命を守るため、高齢者や障害者、車いす、ベビーカーなどが安心して通行できるよう、次のように歩道や車道を改善すること。
- 歩道の新設、拡幅をすすめること。特に、以下の箇所は急ぐこと。
- 国道171号線以南、旧国道までの今津西線は、一部歩道設置がされているがほとんどの区間で危険な道路である。早急に歩道整備を進めること。
- 国道2号線からJRまでの津門川左岸線(社会保険事務所西側)
- ニテコ池南側の農業用水路について阪急高架地点まで、ふたがけ等を行い歩行者等の安全を確保すること。当面、満池谷町シーアイマンション夙川の南まで設置を急ぐこと。
- 鳴尾御影線の春風幼稚園北側の使用されていない農業用水路については、埋めて拡幅し、歩道として整備すること。
- 阪急甲陽園駅前及び周辺の交通安全対策、とくに歩行者の安全対策をはかること。
- 歩道の段差解消、傾斜の改良、路面の改良等を引き続き行うこと。傾斜については車道側をゼロとして、緩やかにつけること。特にJR西宮駅南のバス、タクシー乗降場の歩道と車道の段差が大きいのでJRに強く要望し改善すること。
- 歩道における自転車通行で、歩行者との接触事故等危険な状況がある。歩行者と自転車の安全な通行を確保するため、マナー指導の強化や自転車の歩道通行可能を示す標識・カラー舗装化を進めること。また、基本的には自転車は車道通行となることから、必要な整備を進めること。
- 道路改良等による交通安全対策について
- JR東海道線の甲子園口5丁目から天道町に至る地下道改修については、いよいよ事業着工となった。整備にあたっては、できるだけ地下道閉鎖期間を短縮し、安全対策に留意するとともに、住民の意見要望を聞きより良い施設にすること。
- 津門小学校南側道路沿いの旧農業用水路(津門呉羽町、今津山中町)は、安全面、衛生面、環境美化の点で撤去が必要と地域からも要望が強い。ただちに対応すること。
- 今津西線旧国道から43号線までの歩道がいたんでいる。早急に改修すること。
- 今津西線の大型車両・特殊車両通行が増加し、住環境悪化が進んでいる。関係部局と連携し、必要な規制措置をとること。
- 名神高速道路北側道と市道瓦75号線の交差点において市道歩行者の安全を確保できるよう対策すること。
- 視覚障害者の安全通行のために次のことに取り組むこと。
- 引き続き、点字ブロック、誘導用線ブロックなどの敷設を要望に応じて速やかに行うこと。
- 歩道への駐車、点字ブロック上の自転車の放置は、視覚障害者の安全通行の妨げになっている。特に、JR西宮駅南側、フレンテ周辺、エビスタ周辺は放置自転車があり危険である。早急に対策をとること。
- 全市的に生活道路の補修、舗装の要望は大変多い。生活道路の総点検を行うとともに、道路補修予算を大幅に増額し、市民要望があればすぐに補修、舗装をすること。
- 山手幹線熊野工区の拡幅について、地元説明会やパブリックコメントの実施が予定されている。神戸・尼崎間が全線開通で、交通量の大幅増による周辺環境問題も懸念されることから、地元住民の理解・合意を得ることなく強行しないこと。
- 山手線と建石線の整備に関連して計画されている阪急甲陽線地下化については、地域の住環境、自然環境破壊への強い不安から、多くの市民が中止を求めており撤回すべきである。必要な交通安全対策については、わが党が提案してきた「踏み切りと連動した信号機の設置」と「歩道の確保」、さらに踏み切りと交差する建石線では車両を右折禁止にするなど、直ちに取り組むこと。
- 県道大沢西宮線の鷲林寺交差点から国道2号線までの間の、特に阪急甲陽線から銀水橋間の安全対策を早急に行うよう、引き続き県に強く要望すること。
- 西宮浜連絡道路(はね橋)は重要な生活道路である。現在、土・日・祝日に開閉し、住民に不便を強いている。はね橋を上げなければ通行できない船舶は皆無に等しい。はね橋は特に行事のある日のみの開閉とし、それ以外の開閉は取りやめること。
- 西宮浜連絡道路から臨港線までの市道については、県で取り組まれている旧港内における洗戎川排水機設置事業にあわせ、防潮堤の沖出しにより市道の拡幅と歩道の設置を行なうことになっている。旧港内のプレジャーボートの移設を早急に行い、地元住民の意見を十分聞きながら早期に実現させること。
- 香櫨園浜の防潮堤については、高潮から地域住民の命と財産を守る重要な施設である。県が建石線地先部を開削し、窓付き新防潮堤に改修する計画を進めようとしているが、地先住民や自治会等が「現状のままで」と反対している。住民の合意がない公共事業を強行することのないよう、県に強く要請すること。
- 各駅前の周辺には通勤自転車などの放置が多く、その対策は引き続き重要課題である。次のことに早急に取り組み、安全を確保すること。
- 主要な駅での駐輪マナー指導については、指導員の配置時間の延長など行い、実効ある駐輪マナー指導を強化すること。
- 駐輪場については鉄道事業者に費用負担を求めること。
- 阪神甲子園駅西のダイエー周辺などには放置自転車があふれ通行に支障をきたしている。市として駐輪場の増設や、商業施設による利用者へのマナー指導を強化させるなど、対策をとること。
- 阪急西宮北口駅南東部で入り口付近に放置自転車が多い。早急に駐輪場を増設し対策をとること。
- 降雨対策について
- 局地的な豪雨が近年増加しており、浸水被害等を出している。こうした局地的豪雨に対応できるよう55?/h(10年確率)対応を早急に進めること。
- 呉羽ポンプ場増強に向けて21年度は実施設計がなされた。予定通り22年度より増設工事を実施し、排水能力を引き上げること。
- 緑地を保全し、学校の運動場・公園等に遊水池を設置する取り組みが進められている。引き続き遊水池を増やすとともに、農地の拡大など流出抑制策を一層講じること。
- 武庫川治水対策について
- 新政権がはじまり、ダム建設の中止・見直しが相次いでいる。武庫川の治水対策については、新規ダム建設ではなく「ダム建設のゼロベースからの検討、総合治水の検討」をした武庫川流域委員会の「提言」を尊重すること。
- 武庫川下流域では、堤防補強や河床掘り下げ、床止めや潮止め堰の撤去についても県に申し入れ1日も早く武庫川下流域の安心安全を確保すること。
- 集合住宅敷地内通路に埋設されている上水道配水管、下水排水施設については、早急に市が責任をもって維持管理すること。