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上田さち子の代表質問
2010年03月01日

ヒブワクチン接種に市の助成を


 昨年の9月議会に、新日本婦人の会西宮支部から提出された「ヒブワクチン接種に市の助成を」との請願が、全会一致で採択されました。画期的なことです。2月2日には新婦人のみなさんが子どもさんとともに30人来られ、党市議団も参加して市の保健所のみなさんと話し合い、「一刻も早く公費助成を」と直接要望されたところです。

 細菌性髄膜炎は、毎年1000人の小児が罹患し、約5%が死亡、約30%が知能低下や運動障害といった脳機能の重篤な後遺症を残すなど重症化する疾患です。それだけにお母さんたちは、約3万円もかかる接種費の公的助成を求めておられるのです。

兵庫県は2月16日、インフルエンザ菌b型(ヒブ)による髄膜炎の予防を促進するためとして、全額自己負担となっている接種費の助成を、1回2000円を上限に4回分(但し、実施自治体の助成額の二分の一)を4月から始めると発表しました。
県下のお母さんたちの声を真正面に受け止めた、今回の決断です。
 
<質問>

  1. 本市議会での請願が、全会一致で採択された重みを真摯に受け止め、せっかくの県補助制度を活用し、市として助成制度を直ちに実施すべきです。答弁を求めます。