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山田市長辞任、市議補欠選挙も同時に
2010年04月20日

市長選・市議補選は5月9日告示、16日投票で


 体調不良が報道されていた山田市長が辞任することになりました。
健康について4年間補償付きという人は、まずいないでしょう。誰でも突然病気になる可能性はあります。しかし、48万市民のくらしの舵取りをになう重職です。「事業というのは始める時と止める時が最も難しい(小説家吉川英治氏の著書より)」と言われますが「首長」もまた、しかりではないでしょうか。一昨年に74歳で三選を目指したときに78歳までがんばれるかどうかや、病気が再発した時に市政運営に責任をもてるかどうかの機敏な判断がなされたかどうか。最終的には本人が決めることですが、市長選挙で山田市長のみこしを担いだ人たちも、そのことが問われてきます。
 山田市長は3月議会で、わが党の上田さち子議員の代表質問での平和市長会議に加盟することについて、早期に結論を出していくと答弁していました。辞職してこのことをあいまいなままというのであれば議会軽視ということになります。かといって、次に市長になる人の考え方も分からないまま加盟して辞めるというのも、無責任と言うことになります。ただ、世界は一時的な後退はあっても着実に進歩していくのが世の常ですから、市長が変わってもいずれ平和市長会議加盟の方向に向かわざるをえないでしょう。
市長・市議補選の日程も5月9日告示、16日投票と決まりました。市長選では、この間の「構造改革」路線を見直す候補者かどうかを見極める選挙にすると同時に、3名の欠員となっている市会議員の補欠選挙では、わが党の候補者擁立に向けた準備を早急に進めてゆきます。