人間ドックは、中央病院、健康開発センター、北口保健福祉センターの3か所、13コースで実施されており、2008年度ではそれぞれ、1225人、8485人、1185人、合計10995人の方が受診されており、この中には多くの市民が含まれています。
人間ドックへの助成は、現在、国民健康保険事業として取り組まれています。2008年度では、2159人の方が助成を受けています。
人間ドック受診は、有益ですが、費用がかなり高額になることから、助成制度は非常に大事な施策だと思います。
<質問>
- 75歳以上の方への助成についてです。2007年度国民健康保険事業での人間ドック助成では、受診者のうち70歳以上の方は28.1%、4人に一人以上は70歳以上の高齢者でした。後期高齢者医療制度ができるまでは、75歳以上の方も国保の助成制度を利用していましたが、それが利用できなくなりました。それに対応するという観点から、近隣では、芦屋市では前年から宝塚市では今年度から、75歳以上の方を対象に人間ドックの助成制度が取り組まれています。西宮市でも75歳以上を対象とした人間ドッグ助成制度を実施すべきではないですか。
- 国民健康保険での助成についてです。西宮市は、要綱で、保険料が完納していなければ助成が受けられないこととしています。野口議員の代表質問で明らかにしたように、能力をこえた高過ぎる保険料のもとで、事業収入や年金収入が減少し滞納も増えています。医療費の抑制にもつながる健康づくりとして、人間ドック助成に保険料完納という条件ははずすべきです。少なくとも分納を履行している場合は、助成対象にすべきではないですか。