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野口あけみの代表質問
2010年06月21日

住環境を守るためのマンション開発規制について


 市長は、西宮の魅力として交通の至便さ、自然環境、文化環境、街のにぎわいなどをあげ、これらがあいまって、文教住宅都市としての優れた特性をつくりだし、加えてコミュニティ活動や市民活動の「市民力」が西宮の大きな強み、誇りだとしています。
 また、西宮のまちはブランドとして「住みたいまちランキング」で常に上位だと喜んでおられますが、「すみたいまち」はイコール「すんでよかったまち」ではありません。
 全国有数の保育所待機児童が存在し、学校は教室が不足してプレハブ、大型商業施設や人口急増による交通問題など、問題点も多く、市民は、いきすぎた開発によって西宮の魅力が破壊されているとの危機感さえ持っているといっても過言ではありません。
 市長選挙マニュフェストで河野市長は「住環境を守るためのマンション開発規制」をはっきりと掲げられました。このことを支持した市民も多いはずです。しかし、選挙中に配布されたビラで掲げている項目はほぼ所信表明でも言われているのに、「住環境を守るためのマンション開発規制」だけは一切ふれられていません。

<質問>
  1. なぜふれていないのか。
  2. 「住環境を守るためのマンション開発規制」は多くの市民が望んでいることです。どう取り組むつもりか。また、現在ある「教育環境保全のための住宅開発抑制に関する指導要綱」をより実効性のあるものに改善し、条例化すべきではないか。