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野口あけみの代表質問
2010年06月21日

中央病院のあり方について


中央病院では、H18年度から22年度までの計画期間で第二次経営健全化計画を実施、ひきつづき厳しい経営状況にあるため、19年度に外部有識者も含む中央病院あり方検討委員会から答申を受け、21年3月には、総務省の公立病院改革ガイドラインに基づき、第二次経営健全化計画とあり方検討委員会の答申の趣旨にのっとった改革プランを作成。このプランを実行中です。
今年2月17日には、このプランの実施について点検評価する評価委員会が開催され、収支状況についてはいっそう努力するようにとされるものの、おおむね計画通りに進捗しているとの評価結果となっています。
所信表明では、「施設の移転・建て替えを視野に入れ、外部有識者の意見も聞きながら、公立病院の具体的なあり方を議論し、方向性を早急に取りまとめる」としているが、すでにプランでは中央病院のあるべき姿として、機能が4点明確にされています。すなわち、救急医療への貢献、高度医療の提供、緩和ケアの提供、総合的ヘルスケア。これらが公立病院として果たすべき役割だと。
公立病院として存続させる、あり方という点ではすでに一定の考え方がこれまでのプランで示されていると考えるが、これを御破算にして一から議論するということか。