野口あけみの代表質問/* --項目挿入-- */?>
2010年06月21日
公共施設の維持・活用、更新について公共施設を大規模改修、更新することが必要な時期が、順次到来するとして、今年度から公共施設マネジメントの取り組みに着手し、当面第一段階として「公共施設白書」を作成公表するとのことでした。全市的な視野で、現在ある公共施設の適切効率的な維持・活用、さらに施設再編、マニュフェストでは複合施設化にも言及されております。 大筋では必要なことだと考えますが、たとえば、市民館や公民館はそれぞれ役割、位置づけが違い、地域のコミュニティや社会教育の拠点です。近接しているからと、再編統合するような乱暴なことはしないこと。一つ一つについて慎重に検討すべきことを申しあげておきたいと思います。これは意見・要望にとどめます。 さて、公共施設全体のマネジメント、白書とは別に、所信表明では、1.西宮消防署と総合防災センターの複合施設を市役所本庁舎周辺に整備 2.肢体不自由児通園施設「わかば園」を「総合療育センター」として整備 3.用地を確保して新陸上競技場・新体育館等の整備 4.中央病院の移転・建て替え 、これだけのことを述べておられます。西宮浜総合公園多目的人工芝グランドの観客席整備は、企業の協賛でとのことのようですので別とします。 公共施設の更新や市有地の活用という点では、保健所や旧芦原小学校校舎を活用している総合教育センターも、老朽化、耐震化対策が近々必要な重要施設です。高須小学校跡地活用も、市民文教常任委員会で論議になっています。用地確保という点では市営住宅の再編もすでに検討が始まっており、視野に入れるべきでしょう。 先に挙げた、4つすべてを、市長の任期の4年間で成し遂げようということではもちろんないと思います。優先順位、それぞれの施設にふさわしい立地の検討、用地・財源確保など、慎重な検討が必要です。また、担当の局だけで検討はできません。全庁で総合的に俎上に乗せて検討する必要があると思います。 <質問>
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