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野口あけみの代表質問
2010年06月21日

国民健康保険料の引き下げについて


 6月1日付で22年度(2010年度)国民健康保険の保険料率が決定しました。景気の急激な低迷に伴い国保加入者の基準総所得金額の総額が減少したことから、保険料率引き上げの必要な状況があったものの、20年度、21年度に引き続き、一般会計からの1億5千万円の繰り入れ等により、所得割、均等割、平等割の料率は全面据え置きとなったものです。
 市長は国民健康保険料と介護保険料について「誰もが能力に応じて負担し、等しく医療や介護サービスを受けることができるよう、保険料の抑制に努める」とのべられましたが、国民健康保険料は全面すえおいてもなお、負担能力をこえているといわなければなりません。約7万1千あまりの国保加入世帯の2割強が滞納、決まった保険料を払いきれずに分納している世帯もその半分あるのが実態です。高すぎて払えないのです。

<質問>
  1. 市長は現在の西宮の国民健康保険料が「誰もが能力に応じて負担」できる水準だと考えるか。
  2. 前市長は3年間の一般会計からの繰り入れを約束し、実行しました。今年度がその約束の最終年度です。昨年の市長選挙にあたって前市長は「引き続き、国保料を軽減する」と公約していました。今年度の保険料すえおきは前市長の置き土産ですが、新市長も、来年度以降、引き続き、一般会計からの繰り入れを行い、保険料引き下げ、特別減免を実施すべきだがどうか。