HOMEへ
2011年度予算要望書
2010年08月26日

水道局


  1. 2009年度決算の結果、14億8600万円の実質繰越利益剰余金、14億円の建設改良積立金をあわせ、昨年より約2億円増の28億8600万円の累積黒字となった。この背景には、阪神間でもひときわ高い西宮市の水道料金の設定がある。尼崎市との比較では、この12年間で6万2940円(1ヶ月20?使用の場合)も、西宮市民が多く支払っている。公営企業として福祉の増進を図るため、内部留保金を活用した水道料金の引き下げを行い、市民のくらしを支援すること。

  2. 市民生活に欠かせない水道給水事業については、福祉の観点から水道局として自主的に、生活保護世帯への基本料金免除を行うこと。

  3. 包括外部監査により指摘のあった遊休水道施設や、浄水場の統廃合に伴う鯨池浄水場など、できるだけ早い時期に市とも調整をはかり、全市的視野にたった有効活用で収入増をはかること。

  4. 川上ダムからに西宮市の撤退が確定したが、このことによる約7億円ともいわれる負担金、及びその利息分が増加しないための対策を早急にとること。さらに、川上ダムへの参入にあたっては、当時の西宮市の人口予測に基づいて行われたことから、負担金等の支出にあたっては、市長部局と充分協議し、市の繰出基準の「特例措置等」を申し入れ、応分の負担を要請すること。

  5. 法人で高額の水道料金を不当に滞納しているものがある。法的手段も含め毅然とした対応をすること。