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上田さち子の一般質問
2010年09月06日

北部地域の交通渋滞問題と盤滝トンネルについて


 最近、北部金泉寺湖近くに住む方から「県道・大沢西宮宣で車の渋滞がひどくて、家から買い物に行く車の出し入れさえできないくらい、何とかならないのか。ご近所の皆さんも困っている」と相談がありました。都市局に聞くと、さくらやまなみバスもこの渋滞に巻き込まれ、時刻通りの運行に支障が出ているとのことでした。高速道路が1000円になったこと、盤滝トンネル北の交差点に問題があるのではないかなど、いくつか原因が考えられるとのことですが、北部地域の住民のみなさんにとっては日常生活にも支障が出ています。その原因と対策について答弁を求めます。

 次に盤滝トンネルについては、今年3月の代表質問でも財源確保という観点から取り上げた問題です。盤滝トンネル有料道路は、兵庫県道路公社が昭和62年7月20日に国の許可を取り、山口町船坂から越水までの3.5kmを81億円の事業費で整備、平成3年3月から供用開始されています。この整備にあたり西宮市は事業費のうち12億1500万円を無利子で公社に貸し付け、平成33年3月に一括償還の予定でしたが、当初の予想より交通量が増え、予定より早く貸付金が返還されると見込まれていました。ところが、平成12年から甲寿橋交差点の交通渋滞解消ということで県道の南伸事業が開始され、盤滝トンネル有料道路の関連事業だとムリムリ位置づけてしまいました。議会に報告もないまま、いつのまにか当初の事業計画を変更して、事業費総額は81億円から128億円に増額、これに伴い市の貸付金の返済計画も見直されて、結局128億円の返済が完了する予定の、平成33年3月に返せばよいということになり、市民は、片道250円の通行料を払い続けなければならなくなってしまったのです。私は、市の財源確保という点から、一刻も早く貸し付けたお金12億1500万円を返してもらい、さらに、市民の生活道路として通行料は無料にすべきだと思い、今回も取り上げることにしました。

<質問>
  1. 有料道路以外の県道の整備、つまり南伸事業については県が整備責任をもつべきです。有料道路である盤滝トンネル整備とリンクさせることになった、県と道路公社、市との協議内容や議会への報告、また3者で交わした昭和62年当時の協定書の変更手続きを明らかにしてください。

  2. 事業費が81億円の盤滝トンネル料金収入は、平成20年度決算までで186億1900万円にのぼります。支出のうち維持管理費68億5090万円を差し引くと117億6870万円ですが、この内、貸付金の元利償還金と、損失補てん金の全容について、平成2年以降の分を明らかにしてください。