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まつお正秀の一般質問
2010年12月10日

国民健康保険料の引き下げについて


 三つ目の質問は国民健康保険料の引き下げについてです。
 西宮市では平成12年度から13年度まで一般会計から5億円の繰り入れをして保険料軽減をしておりましたが、その後この繰り入れをなくしたために平成19年には兵庫県一高い保険料という報道がされました。全国的に保険料を滞納して保険証を取り上げられる人が増えたために、保険料の引き下げと合わせて、特に子どものいる世帯では保険証取り上げをやめよという運動が広がる中で、西宮でも「国民健康保険料を引き下げる西宮市民の会」も立ちあげられての運動や、ほぼ毎議会ごとのわが党議員団の議会での取り組みも実り、平成20年度から、全体の保険料引き下げに1億5000万円、低所得で保険料負担の高い世帯へ減免拡充に1億円の、合計2億5000万円が繰り入れられてきました。しかし、県内41市町ある中でまだ14番目で、真ん中より高くなっている現状にあり、まだまだ保険料を引き下げてほしいというのが多くの市民の声です。さらにこの繰り入れも3年間を限度ということでしたから、来年度から繰り入れがなくなると大変なことになることから、わが党の野口議員がこの6月議会では河野新市長に対する代表質問で、引き続き一般会計からの繰り入れを続けるべきと求めた中で、市民局長は「保険料率の抑制や低所得者層への減免に努める為、引き続き一般会計からの繰り入れを行うことの必要性は認識している」と答弁されています。

<質問>


  1. 来年度の保険料は当然一般会計から繰り入れを行うべきと考えるが、その規模についてはどのように考えているか

  2. 国保会計の決算剰余金については半分を基金に積み立てられることになっているが、この間の基金残額の推移の特徴と(基金が増えてきた要因も含め)現在額はいくらか。

  3. まだまだ西宮の国民健康保険料は高いと思うが、基金も活用しさらに引き下げる考えはないか。