佐藤みち子の一般質問/* --項目挿入-- */?>
2011年02月25日
小・中学校の普通教室にエアコンの設置を昨年の夏は連日35度を超える猛暑日が続き、夏休みが終わり9月に入っても続きました。熱中症で多くの高齢者が亡くなるという痛ましい事件が全国でおき、多くの方が熱中症の恐ろしさを実感した夏でした。今や夏の生活にクーラーは必需品です。 23年度予算に学校施設の空調設備整備事業で600万円が予算化されています。「全小・中学校の普通教室及び特別教室への空調設備の整備に向け、民間活力の導入などにより、効率的かつ効果的に実施するための検討を開始する」としてPFI導入可能性調査のためとしています。 西宮市内の小・中学校は航空機騒音、大気汚染・鉄道対策等の対象になる小・中学校と、新築された小学校にエアコンが設置されています。エアコン設置率は、市立高校は100%、中学校では22.7%、小学校では40.8%です。公立幼稚園は、遊戯室と3園にエアコンが設置されています。市教委は、エアコンを設置するためには屋上に室外機の設置が必要なため、耐震化の終了した学校からエアコンを設置するとの方針を出しています。 しかし、学校では昨年夏の猛暑対策に大変な苦労をされていました。地域の小学校の校長先生は「45分授業を40分に短縮している。子どもたちは、ぬれタオルを首にまいて授業を受けている」という話で、現場では子どもたちの健康を守るためにできる限りの努力をされていますが、勉強に集中できる環境とはほど遠い状況です。校長先生も「教育条件格差をなくすべきで、エアコンが設置できる学校から順次設置してほしい」と訴えておられました。 また、年末から1月にかけては例年にない寒さが続きました。子どもたちや先生たちは、夏は猛暑の中で冬は寒さの中で震えながら勉強をしていますが、こんな状況を1日も早く改善すべきです。 <質問>
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