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上田さち子の一般質問
2011年02月28日

国民健康保険料の軽減について


年度予算案に、国民健康保険特別会計に、一般会計から2億5000万円の一般財源が、繰り入れられることになりました。西宮市は、2008年度から2010年度までの3年間、期限を切って、毎年2億5000万円を一般会計から繰り入れてきました。新年度の対応が注目されていたものです。

 日本共産党市会議員団は、この間一貫して「高すぎて払えない国保料の引き下げ」「兵庫県下で一番高い西宮市の国保料の引き下げ」を要求し、市民のみなさんとともに署名運動、西宮市との話し合いを重ね、もちろん議会のたびごとに取り上げ、3年前から引き下げを実現させてきました。3年経過後の2011年度以降も、引き続き一般財源の繰り入れをと、昨年も本会議質問で、野口議員やまつお議員が強く求めてきましたが、このような状況を踏まえ、引き続き新年度も、繰り入れが実現したものと評価しています。

 西宮市の保険料は現在、兵庫県内で、高いほうから数えて14番目です。不況が続く中、軽減されたとはいえ、まだまだ高い保険料であることは、この間、市議団が行った市民アンケートで、「市政に何を望まれますか」の設問に対してダントツ1位が「国民健康保険料を引き下げて欲しい」との回答結果だったことが示しています。

<質問>
  1. 民主党の菅政権が、市町村がおこなっている一般会計から国保特別会計への繰り入れをやめ、「国保料の引き上げ」に転嫁せよという厚生労働省通知を出しています。とんでもないことだと言わなければなりません。むしろ、1984年には50%だった国庫負担割合が、2008年には24%にまで減らされ、高すぎる国保料の原因となりました。この国庫負担金の割合こそ元の50%に戻すべきです。これらの点についての市としての見解を伺います。

  2. この間市は、3年間にわたり毎年2億5000万円の一般財源を繰り入れ、保険料軽減に1億5000万円、そして1億円は保険料の減免拡充にあててきました。これは被保険者の負担軽減にどのように役立ったのか、反対に繰り入れがなければどうなっていたのかなど、具体的な検証結果をお聞きします。

  3. 保険給付費や、保険料そのものの軽減のための財源「国保財政安定化基金」が、2010年12月末で5億9663万円、約6億円もあります。3月末まで予断を許しませんが、いまのところインフルエンザなども収束してきたことから、医療給付費用としての取り崩しの必要がないのではないかと思われます。たとえば基金6億円の2分の1、3億円を取り崩せば、一般会計からの繰り入れとあわせ、保険料が大幅に軽減されることになります。この点について現時点での可能性も合わせた見通しをお聞かせください。