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上田さち子の一般質問
2011年02月28日

「はね橋」の開閉は、ただちに中止を


昨年の夏は酷暑、そして今年の冬はとりわけ厳しい寒さが続きました。そんなことはまったくお構いなしに、土曜日・日曜日・祝日の1日5回、マストの高いヨットがただの一隻も通航しないのに、生活道路であるにもかかわらず、はね橋を引き上げて、20分間も橋のたもとで、市民を通行止めにしています。しかも236万円も税金を使って・・・・。こんなことがいつまで、西宮浜と西波止町地先を結ぶ・西第1321号線として認定されている、れっきとした「市道」として許されるのでしょうか。

日本共産党市議団が、この間行った市民アンケートでも、99%以上が「開閉やめよ」と怒りをこめて回答を寄せておられます。(ものすごく腹立たしい。委託費も生活に困っている人のために使ってほしい。開閉の必要なヨットの航行は、いまだかつて見たことがない。まったく何の意味もない開閉をいつまで続けるのか。通行しないヨットのために開く必要なし。無駄の代表的なもの。等々)

さて、昨年9月議会で「はねばし周辺が、ウェークボードパークの開設等でヨットの航行はますます不可能になってきている。期限を決めて開閉中止を」と、私が求めたのに対し、土木局長は「今後、御前浜橋(はね橋)を通行する船舶を含めて、周辺海域の船舶通航状況や港湾利用者の意向を調査把握したうえで、橋の開閉回数の減少など開閉操作の見直しができないか関係者と協議してまいりたい」と答弁されました。このことをふまえ、以下の点について質問します。

<質問>
  1. 先に紹介した市民アンケートの調査結果について、市民の安全安心な通行を保障しなければならない市道管理者としての見解をお聞きします。

  2. 9月議会の答弁に基づき、いつ・なにを誰が調査し、結果はどうだったのか。また、関係者との協議はいつ・誰と行い、結果はどうだったのかお答えください。

  3. 新年度予算案には、引き続き開閉に係る委託契約費が計上されています。契約内容2010年度と同じですか。市として、期限を決めて開閉回数減の意思を示すためにも委託契約は変更すべきと思いますがどうでしょうか。