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杉山たかのりの一般質問
2011年07月01日

南甲子園小学校の早期建て替え求める


クリックで大きな写真を表示 西宮市教育委員会が現在取り組んでいる西宮市学校施設耐震化推進計画は、策定された2009年3月には、計画期間3年、2011年度に完了から、2010年2月に改正され、計画期間が5年に延長されています。

 同計画では、市立幼稚園、小学校、中学校、高校の校舎、体育館の耐震化を2013年度に終了することとされています。しかし、この計画では、耐震補強工事が基本となっており、夙川、南甲子園の2小学校が耐震補強ではなく、建て替えで対応することとなっています。

 現在夙川小学校の建て替え事業がすすめられ、今議会にも工事請負案件が提案されており、工期は2013年度としています。

 同計画改正時に、耐震補強から改築に変更された南甲子園小学校は、いつまでに改築をするのかは、明確にされず、市内市立小中学校の中で、2013年度中に耐震化が完了しない、唯一の学校となっています。しかも、耐震化が終われば、順次エアコンを設置する計画となっており、南甲子園小学校は、エアコン設置でも遅れることになります。

 子どもたちに、住んでいる地域で格差をつけることは絶対してはならないことだと思います。直ちに、建て替え事業に入るべきだと思います。

<質問>
  1. 学校施設は児童生徒にとっては学習の場であり、また市民にとっても避難所となる需要な施設であり、早期に耐震化は必要です。昨年の耐震化計画の改正の中で、本来であれば、南甲子園小学校の建て替え事業のスケジュールも同時に、明らかにするべきところが、なぜ、南甲子園小学校だけが、学校施設の中で取り残される事態になったのか、お聞きします。
  2. 今年度から建て替え事業に着手すれば、おそくとも、2014年度には完了できるのではないかと思います。ただちに建て替え事業に取り掛かるべきではないでしょうか。市として、また、教育委員会として、いつまでに建て替え事業を完了させるつもりか。