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杉山たかのりの代表質問
2012年03月01日

中央病院について


クリックで大きな写真を表示中央病院についてです。
 アサヒビール西宮工場跡地に、中央病院を移転新築するという方針は市民にとって、関心の高いものとなっています。
 西宮市新病院基本構想(素案)は、中央病院を、地域完結型の医療を実現するために、公立病院として、果たすべき役割は大きいとして、救急とがんを中心とした急性期病院として存続させるというものです。具体的には、現在17診療科を7診療科に特化し、病床数も254床から200床に規模を縮小する。経営形態については、現行、地方公営企業法の一部適用から、全部適用を採用し、効率的経営で収支改善をはかるとしています。移転先を津門大塚町のアサヒビール西宮工場跡地とし、約7100?の土地を購入して、新築するというものです。
 日本共産党西宮市会議員団は、中央病院の再建については、(1)公立病院として役割を果たし、特に救急に力を入れること、(2)中核病院として市民が利用しやすい立地とすること、(3)公立病院であっても経営改善を行い、効率的な運営に努力すること、は最低限必要だと考えます。

<質問>
1.まず、移転についてです。津門大塚町へ移転する理由はなにか。また、現在、中央病院のある林田町近隣、甲東を中心とした地域にとって重要な病院となっていることから、同地区近辺の住民の方々にも、移転について納得できる説明が必要だと思うが、どうか。
2.診療科目についてです。現在の17診療科を7診療科に特化するとしています。具体的には、皮膚科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科をなくすということになるが、これで公立病院として地域医療に対する役割が果たせるのか。
3点目、4点目については、新病院後だけではなく、現在の病院にも関係する質問です。
3.経営形態についてです。地方公営企業法の全部適用という経営形態で、収支改善がはかれるのか。
4.給与水準については、基本的に引き下げるということになるが、それで、医師や看護婦など病院スタッフが確保できるのか。