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杉山たかのりの代表質問
2012年03月01日

小・中学校のエアコン整備について


クリックで大きな写真を表示小・中学校のエアコン整備についてです。
 学校の耐震化、校舎の建て替えなど、教育施設の整備に取り組んできています。
 2013年14年度の2か年で中学校の普通教室にエアコンを設置するための事業費も計上されています。しかし問題は、なぜエアコン設置が中学校だけで、小学校はしないのかということです。
教育委員会は、「学校間の公平性確保の観点から、対象教室における全教室一斉導入を行う必要がある」と、スケールメリットも言いながら、耐震化の完了した学校から整備するという提起はこばんできたのに、ふたを開けてみれば、これまでの方針と大きく変わってしまいました。
小中学校一斉導入をしなかった理由に、「財政上厳しい状況にある」ということをあげていますが、一方では240億円のアサヒビール跡地での公共事業整備や防災センター、阪急武庫川駅など、多額の事業費が必要な計画目白押しとなっており、「財政上厳しい状況にある」のなら、これらの計画は出てくるはずありません。
私は、2カ年で小学校も中学校を整備できるだけの財政力はあると思います。

<質問>
  1. 今年度西宮市行政方針では、「小・中学校の普通教室等への空調設備の整備に向け、実施手法の検討を開始いたします」として600万円が予算に計上されています.
    具体的には、小中学校一斉導入の方針で、PFI手法導入可能性調査を実施している。その調査報告はどうだったのか。
  2. 一斉導入をやめて、中学校を優先させた理由に「体格が大きい」とか「長時間過ごす」などを挙げていますが、全く理由になっていません。本当の理由はいったい何か。
  3. もともとの方針である、小・中学校一斉導入の立場から、小学校についてもただちに事業着手するべきではないか