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まつお正秀の一般質問
2012年12月10日

住宅リフォーム助成制度について


市内の中小業者の仕事おこし対策として、我が党議員団が繰り返し求めてきた住宅リフォーム助成制度が、今年度初めて取り組まれました。私が初めてこの制度の創設を求めた2009年の6月議会で紹介した実施自治体は83でしたが、今では530を超える自治体で取り組まれるまでに広がっています。この制度は市内業者に限った住宅リフォーム工事に対する費用の助成制度で、西宮市では「環境などに配慮したモデル事業」という位置づけで取り組まれました。募集の市政ニュースが配布される前に、以前からこの制度を求められてきた阪神土建労働組合などの業者さんたちの求めで、募集前に当局からの説明会が開催され、私も参加しましたが、今回阪神間で初めての取り組みということもあって、三田市や川西市の関連業者の方も大きな関心を持って参加されていました。実際には7月25日から募集されて取り組まれましたが、実施にあたっては他市での事例なども含めた研究や、実施をするための準備にご苦労された職員の皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。
 具体的な助成制度としては、地元の業者を使った住宅リフォーム代金の一割、上限10万円で50件で500万円と、環境に配慮した取り組みとして、既に昨年度から土木局下水道課で取り組まれている雨水浸透マス設置工事や雨水タンク設置と併用した住宅リフォームの場合には2万円上乗せの12万円、10件で120万円の予算が組まれました。まだ工事が完了していないお宅もあると思いますが、来年度はさらに予算も増額して利用しやすい制度にしていただきたいという思いから、この制度の評価や教訓を伺っておきたいと思います。
一点目、今回の募集と応募の状況はどうだったか。また、この制度について現時点での当局の評価と市民の方や業者さんの反応はどうだったか。
二点目、募集についての周知期間が短かったという声を聞きましたが、そのことについて当局の見解はどうか
三点目、今後利用者などにアンケートなどを実施する予定はあるか。あれば内容やスケジュールについても聞かせてください。