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2014年度当初予算編成に対する申し入れ
2013年08月30日

水道局


  1. 東日本大震災に伴う東京電力福島第1原発の事故は、日本の災害史上、類を見ない災害となった。原因究明も安全対策もないまま、国と関西電力は大飯原発の再稼働を強行した。事故が起これば琵琶湖が汚染され西宮市では水道水が使えなくなる。
    2013年9月15日には大飯原発は定期点検のため停止する。水道事業者として、国および関西電力などに、直ちに原発の廃炉を求めること。

  2. 2012年度の内部留保金は約23億8458万円で、内部留保金は高い水準にある。2013年7月10日に西宮市水道事業経営審議会より「水道料金体系の見直しについて」の答申が出された。「基本水量制」を廃止すべき方向を目指すことが妥当であると報告されている。
    今後、配水管や施設の更新費用は必要となるが、長期的には、阪神水道企業団からの受水が増えることや浄水場を統廃合することによる経費削減など、財政的に好材料も多い。公営企業として福祉の増進を図るため内部留保金を活用し、基本料金設定を見直すとともに水道料金の引き下げを行うこと。

  3. 市民生活に欠かせない水道給水事業については、福祉の観点から水道局として自主的に、生活保護世帯への基本料金の減免を行うこと。

  4. 遊休水道施設や鯨池浄水場跡地については、売却等有効活用を図ること。