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上田さち子の一般質問
2013年09月06日

はね橋の開閉中止について


私はこれまで、本会議において西宮浜と西波止町地先を結ぶ御前浜橋、通称はね橋の開閉中止を求める質問を繰り返し行なってきました。市道として365日24時間、いつでも市民が通れることは当たり前の話であって、決して特別に配慮されたことではありません。現在、1年を通じ、土曜・日曜・祝日の一日4回各20分間の開閉作業のため、市民はどれほどの苦痛を強いられているでしょう。しかも、モーターボートなど開閉がまったく必要のない船舶がときおり通過することはあっても、開閉が必要なマストの高い大型船舶の通行は皆無ということから、「何のための開閉か!」と市民の怒りは増すばかりです。今年の夏の暑さは尋常ではありませんでした。太陽が照りつけ、暑さを避ける木陰もない中、船も通らないのに、まさに機械的に市民の足を止め、はね橋を開閉し続けているのです。
私は今年3月議会で、兵庫県が施行中の高潮対策洗戎川排水機場工事が平成27年度に完成することから、はね橋につながる旧港西側の市道拡幅を含む西宮旧港周辺整備、及び西宮浜・御前浜公園整備が一体に進められることについて質問しました。これには河野市長が、「恵まれた海浜の自然環境を保全しながら、市民の憩いの場、子どもたちの環境学習の場として、また、スポーツやレクリエーションなどの多様な活動に対応できる魅力ある空間となりますよう進めてまいりたい」と、新たな西宮市の観光スポットエリアについて、明快に答弁されました。
この全体整備のまさに真ん中に位置するはね橋が、いつまでも機械的に開閉し続けることは、誰が考えても、快適で魅力的な空間を望む市民の思いとあい矛盾する要因といわざるを得ません。以下、質問します。
  1. この間、はね橋開閉問題について関係者との協議は行ってきましたか。

  2. 平成27年度から、旧港周辺整備、御前浜公園や西宮浜公園の整備を集中して行なうこの時期に先駆け、まったく用をなさないはね橋の開閉はきっぱり中止し、文字通り、365日24時間、いつでも市民が通行できるようにすべきです。答弁を求めます。