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佐藤みち子の代表質問
2014年06月23日

学校の施設について


 所信表明では教育環境の改善を目指して、学校施設の整備は最優先課題といたします。私は、子どものために早急に教育環境を改善し、良好な学習の場を提供するのが大人の責任であると考えます。と述べています。ぜひ全力で取り組んでいただきたいと思います。
 ここでは校舎の老朽化対策についてお聞きします。現在、建築後60年に近づいている昭和20、30年代に建築された小学校は春風小学校、鳴尾北小学校、香枦園小学校、小松小学校等8校、中学校は大社中学校、学文中学校、浜脇中学校、鳴尾中学校等9校、西宮東高校、西宮養護学校を含めて19校あります。その中で、西宮養護学校は4次総の後期に建て替えの取り組みが始まります。市は老朽化した校舎の改築時期の考え方として、「建築年数」によるものだけでなく「建築形式(開放廊下型)」「劣化状況」「校舎の配置状況」「周辺学校施設との調整」などを総合的に判断し改築時期の順位を決定するとしています。
 小・中学校では、古い校舎で鉄枠の窓が重くて開閉できない、また、床板がはがれて子どもがケガをするおそれがあり全面的な改修が必要、雨漏りのため天井ボードの剥がれがひどい等々、施設の劣化がひどい状況です。校舎全体が老朽化しているために改修をしても改修をしても追い付かない状態になっていると思われます。

 質問します。
 今年度、上甲子園小学校、南甲子園小学校の校舎の建て替えが実施されます。その後の建替え計画はどうなっているのか。お聞きします。
 老朽化等で対応が必要な補修等をただちに実施する必要があるが、予定はあるのか。

 次に学校のトイレについて質問します。
 保護者や子どもからだけでなく学校からもトイレの洋式化を希望する声が出されています。生活様式が変わり、最近では家庭、商業施設、高速道路のサービスエリア等、どこへ行っても和式より洋式が増えています。子どもたちは保育所、幼稚園では洋式で入学して初めて和式を使う子どももめずらしくありません。しかし、小・中学校では依然として和式のトイレが主流です。

 質問します。
 現在、教育委員会では和式便器から洋式便器に改修を進めていますが、現在の状況、今後の改修計画についてお聞きします。この際一気に取り組むべきだと思いますが教育委員会の考えをお聞きします。