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佐藤みち子の代表質問
2014年06月23日

子どもの医療費助成は所得制限撤廃を


 この問題については3月議会の代表質問でも取り上げましたが再度質問します。
 西宮市では中学3年生まで入院、通院とも医療費が無料で7割の世帯、子どもの人数で言うと約5万人が無料で医療を受けています。しかし、所得制限があり1人の収入では約730万円以上、世帯合算では約810万円以上の世帯は対象外になっています。日本共産党市議団は子どもが成長する過程で親の収入によって差をつけるべきではない、小児医療は義務教育の間は無料にし誰もが安心して子育てができる環境を整備すべきと考えるものです。子どもの成長に親の収入の多い少ないで差があってはいけません。
 兵庫県内では、中学3年生まで入院、外来とも医療費が無料で所得制限が無い市は明石市、小野市、たつの市、養父市の4市です。市長のマニフェストには乳幼児等医療費助成の所得制限を撤廃すると書かれています。私たちも同じ思いです。
 この問題は午前中、大石議員が質問をされ、助成内容や対象年齢について精査しながら実施に向けて検討していくとの答弁がありました。現制度で所得制限を撤廃するには8億円の財源が必要です。この制度は、2009年から始まっています。「子どもはいつ病気になるかわからない、お金の心配をしないで病院に行けるように」との願いで運動が広がり、2008年11月の選挙で山田市長や他の候補者も子どもの医療費無料にの公約を掲げました。市長就任後、2009年3月議会で条例改正し、2009年4月から入院のみ中学3年生まで、2010年4月から外来も実施、7月から無料になりました。市長の任期は4年です。4年の内早やい時期に実施することを要望しておきます。このことについては以上です。