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佐藤みち子の代表質問
2014年06月23日

西宮市立中央病院について


 日本共産党市議団は、中央病院について「効率」だけで判断するのではなく公的役割を果たすことが必要だと中央病院を存続させることを求めてきました。市は前市長のもとで中央病院の存続を決め、老朽化のため建替えを検討した結果、現地建替えは工期と経費がかかりすぎるので移転建替えを決めました。この論議をふまえて日本共産党市議団は移転建替えは「妥当」だと判断しました。 
 市議団は、経営の改善はもとより民間病院では不採算部門である救急医療や小児救急医療の充実、また、応急診療所の移転併設、産科の復活、周産期医療問題等、市民の医療を支える病院をめざすべきだと考えます。
 市長は、所信表明で救急医療・小児救急医療を充実させると述べましたがその通りです。一方で中央病院については、「県立西宮病院との統合を視野に入れた政策を推進していきます。従いまして、この統合に向けた方針が定まるまで、中央病院のあり方については現状のままといたします」と述べました。
 これまで市は県立病院との統合については、「県立病院は新しい建物で資産価値が残っていること。統合することは無理と言っている」と説明してきましたが、県はいつから統合を前向きに検討するようになったのですか。県立病院との統合ができなければ中央病院はどうするのか。その間、病院の経営、耐震化についてはどうするのか。お聞きします。