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野口あけみの一般質問
2014年06月25日

JR甲子園口駅北側広場整備について


 次にJR甲子園口駅北側整備について、お聞きします。JR甲子園口駅は、1日の乗降客が約3万8千人と、市内で5番目に多い主要な駅であるにもかかわらず、駅の南北両ひろばとも狭く、バスやタクシー、一般車両が輻輳し、さらに歩行者が車両の間を縫うように行き来し、非常に危険な状況です。特に北側広場ではバスが停留所に留まるためにいったん転回し、折り返しをするため、さらに危険の度を深めています。
 これまでもこの議場でたびたびとりあげられ、2011年9月議会の私の一般質問への答弁では、「安全性や利便性の確保は課題」であり、「広場を拡張して抜本的な機能向上を図る必要があ」る。「事業手法などについて第4次総合計画の後期に検討」したい、としていました。また、直近では、今年3月議会、木村議員の「拠点駅での交通結節機能の充実に関する具体的な取り組み」という代表質問のテーマに対し、当局は同駅を名指しして、抜本的な改良が必要、バスやタクシーの乗降施設や車両転回スペースを拡充し、周辺道路と駅前広場の接続を整理し、快適な歩行者動線を整備する、と時期こそ明言はされなかったものの、答弁されておられます。

 具体的な質問です。
1、JR甲子園口駅北側広場については、H30年までの第4次西宮市総合計画の基本計画各論「.25公共交通の利便性向上」の中で、「再整備について検討」とされています。新市長は所信表明でアサヒビール跡地については総合計画の基本計画を修正すると述べられ、また所信表明においては、すべての政策分野を網羅するようなものにしていないとのことでした。そのことから、あらためて、同駅北側広場について、課題と整備の必要性についての認識、4次総内での検討について方針変更はないのか、おききします。
2、同駅北側広場整備は駅前だから何とかせよといっているのではありません。私たちは、どの駅前も整備が必要との立場には立たないものです。同駅前は、歩行者も車両交通も大変危険なまま放置されている、交通安全上も一刻も早い対策、改善が必要との立場です。そこで質問です。市内交通全体で見たときにも同駅前は、最も危険な個所の一つであると思うが、市の認識はどうか。
3、課題解決には広場の拡張しかないというのがこれまでの一貫した答弁です。事業手法を鋭意検討し、用地確保も含め早急に動くべきだと考えますがいかがでしょうか。