上田さち子の一般質問

　このほど、西宮浜北護岸と御前浜を一体化した総合公園整備の「計画素案」がまとまり、明日9月10日よりパブリックコメントが予定されています。計画案には、御前浜公園では貴重な自然海浜の保全や周辺との調和した入り口広場の整備、西宮浜北護岸ではスポーツ施設の充実などをメインに、暫定開設されていたスケートボード場やマウンテンバイク場も本格整備されるなど、市民の要望が取り入れられています。
　2015年度予算では設計費が計上され、2016年度より整備工事が開始されるとのことです。そして臨港線から南に延びる市道180号線の拡幅整備と防潮堤の沖出し工事、旧港の埋め立て等がほぼ同時に進行していくことになります。西宮市政にとっても一大プロジェクト事業であり、市民の一人として大いに期待するものです。
　先日、私は御前浜公園の入り口にある有料駐車場や、防潮堤、防波堤で区切られた海側、今回の計画には入っていないエリアを見てまいりました。めったに行かない場所ですが、カフェやレストラン、コンテナを並べたマリンスポーツグッズのショップ、それらを利用する方々の車の駐車場でいっぱいいっぱいの状況でした。このエリアも一緒に整備すればいいのに…と感じたところです。
　そのうえで次の3点について質問します。


質問

1. 御前浜公園からはね橋に通じる防潮門扉が6メートルと狭いため、公園内の駐車場を出入りする車両と人と自転車が交錯し、いまでも大変危険です。この際、兵庫県と協議し門扉の拡幅を図るか、あるいは旧港のヨットハーバー出入り口にある門扉から防潮堤の海側を通り、公園内の駐車場まで行けるようにするなど工夫し、せっかく整備される公園を訪れる方々の安全を確保すべきではないでしょうか。


2. 西宮浜公園に整備されるスケートボード場やマウンテンバイク場については、若い人や社会人等夜間も利用できるよう照明設備を整備してはどうでしょうか。


3. はね橋は当然、公園整備時には当然開閉中止になると思いますが、3月議会の私の質問に対し、当時の土木局長が平成26年度中には地元マリナ地域の住民の方々も加わる協議会ではね橋の開閉見直しを行う旨の答弁がありました。状況はどうなっているでしょうか。