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2015年度当初予算編成に対する申し入れ
2014年08月28日

消防局


  1. 消防力の整備指針の改定により、施設数や人員基準が大幅に引き下げられたが、西宮市の消防力はいずれもそれを大幅に下回っており、人員確保や施設のさらなる整備は急務となっている。現在、消防職員については条例定数426名に向けて増員がはかられ415人となっているが、それでもなお整備指針からすると水準は低い。引き続き増員を図ること。


  2. 今後も引き続き救急協力病院を増やすこと。また、救急救命士はさらに積極的に増員すること。


  3. 消防団の役割は重要であるが、条例定数755名に対して733名と不足している。最近は成り手が不足している現状があり、広く募集し各分団の補充につとめること。


  4. 防火設備の不備や避難経路の未確保など、防火上問題のある商業施設等は依然存在していると思われる。この間、食品関係のスーパーが増えていることからも、火災事故を未然に防ぐため、商業施設等への抜き打ち査察をくりかえし行い、指導を強力にすすめること。


  5. 現在の西宮消防署は老朽化により建て替えが急務となっている。今村市長は市営住宅の敷地も含めた現地で建て替えを行なおうとしているが、アサヒビール跡地への建設と比べるとさらに3年遅れることになる。中央病院と県立病院との統合予定候補地として購入予定のアサヒビール跡地も視野に入れてすすめること。


  6. 消防士や救急隊員については、実体験が少ない隊員が多くなっている。そうした中で隊員の訓練などは重要となっており、日常的に消火訓練などができる施設整備を検討すること。