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2015年度当初予算編成に対する申し入れ
2014年08月28日

土木局


  1. 国道176号線の整備について、名塩地区は、2015年3月末供用開始予定で、他の地区についても早期に完了するよう、国に引き続き、要望すること。


  2. 交通事故から市民の命を守るため、とくに高齢者や障害者、車いす、ベビーカーなど市民が安心して通行できるよう、以下のことに取り組むこと。
    1. 通学路での安全対策では、市が計画した路側帯のカラー舗装化が完了する。引き続き、必要な路側帯のカラー舗装化、及びその他の安全対策にも取り組むこと。

    2. 歩道の新設、拡幅について、以下の箇所は急ぐこと。
      1. 国道171号線以南、旧国道までの今津西線は、一部歩道設置がされているがほとんどの区間で、歩行者にとって危険である。とりわけ、「事業の手法、時期等を検討すべき路線」となっている国道2号から阪神電鉄本線区間(約620m)については、早急に歩道整備を進めること。

      2. 国道2号線からJRまでの津門川左岸線(年金機構事務所西側)に歩道を整備すること。

      3. 鳴尾御影線の春風幼稚園北側の使用されていない農業用水路については、幼稚園児の安全確保のためにも、蓋がけをし、歩道として整備すること。

      4. 阪急甲陽園駅周辺の交通安全対策、とくに歩行者の安全対策を引き続きはかること。

      5. 阪急西宮北口駅北西部にある駐輪場(宝塚方面行のホーム沿い)の傾斜部は急なため、雨の時などすべりやすく大変危険である。歩行者の安全が確保できるよう改善すること。

      6. 深津小学校の北東の交差点付近の通学路が、電柱があるため極端に狭く、きわめて危険な状況にある。児童の安全確保のためにも、急いで改善すること。

      7. 甲子園段上線の国道2号線からJRまでの間、狭い歩道を拡幅すること。

      8. 芦原町交差点周辺の歩道が狭い。拡幅すること。

      9. JR西宮駅北側のコンビニ前の歩道中央に植栽があり、通行の障害になっている。
        可能であれば取り除くこと。

    3. 歩道の段差解消、傾斜の改良、路面の改良等を引き続き行うこと。傾斜についても引き続き、車道側をゼロとして、緩やかにつけること。

    4. 道路交通法が改正され、自転車の右側通行を禁じるなど、自転車通行に厳しくなっている。歩行者と自転車の安全な通行を確保するため、自転車の歩道通行可能を示す標識・カラー舗装化を含め、必要な整備を進めること。
      国道43号線と今津西線交差点の南西の歩道は人と自転車が激しく交錯しているので国と協議の上、改良すること。


  3. 交通事故から市民の命を守るため、以下の改善をはかること。
    1. 信号機の要望に関しては県に予算の増額を要望すること。

    2. 高松町交差点については、歩車分離信号に改めること。

    3. 段上公園南東交差点は、子どもや生徒などの歩行者の横断が多い。信号機を設置すること。

    4. 171号線上大市5丁目交差点(甲武橋西詰)は、複雑に入り組んでおり、危険である。時差信号にすること。

    5. 今津西線沿い神戸女学院大学西門前三叉路交差点は交通事故が多発している。児童通学路にもなっており、信号機を設置すること。

    6. 車庫北線と高木2号線の交差点に信号機を設置すること。

    7. 通学路でもある臨港線と用海筋の交差点に、歩行者用信号機を設置すること。

    8. 県道今津東線と市道西第329号線の交差点での事故が多い。早急に信号機を設置すること。

    9. 山手幹線の森下町の広川内科クリニック前交差点、及び西福河原線交差点に、それぞれ音響式信号を早急に設置すること。

    10. 山手幹線と市道瓦76号線の交差点に信号機を設置すること。

    11. JR甲子園口駅北側から県道西宮豊中線交差点までの道路は歩行者、車等交通量が多く危険である。制限速度を落とすなど対策を講じること。


  4. 視覚障害者等の安全通行のために次のことに取り組むこと。
    1. 引き続き、点字ブロック、誘導用線ブロックなどの敷設を計画的に実施すること。要望に対しては、速やかに行うこと。

    2. 歩道への駐車、点字ブロック上の自転車の放置、および、店舗の置き看板などは、視覚障害者等の安全通行の妨げになっている。マナー指導の量を増やすなど、対策をとること。


  5. 今津西線の大型車両・特殊車両通行がなお増加し、住環境悪化が進んでいる。関係 部局と連携し、必要な規制措置をとるなど、対策をとること。


  6. 全市的に生活道路の補修、舗装の要望は多い。まず、生活道路の総点検を行うこと。
    道路補修予算を大幅に増額し、市民要望があればすぐに補修、舗装をすること。
    また、深い側溝や水路などに、早期に転落防止冊を設置すること。


  7. 学文公民館前(東側)道路(旧国道〜小曾根線間)は狭くて危険である。水路を暗渠にして道路幅員を拡幅し歩道を設置すること。


  8. 津門川左岸線のJRガード下の道路は、狭く、傾斜があり、見通しも悪い。大変危険であり、抜本的な対策をとること。あわせて、直近の阪急阪神国道駅東側のJR鉄道橋下の水路を活用した自転車・歩行者道路の整備を早期に行い、市民の安全を確保すること。


  9. 山手幹線が全面開通したことから、交通量の大幅増による周辺環境問題も懸念される。熊野工区、寿工区及び大谷工区については、地元住民の要望にそって、2車線のままとすること。


  10. 阪急甲陽線地下化については、地域の住環境、自然環境破壊への強い不安から、事実上中止となった。わが党が提案してきた「踏み切りと連動した信号機の設置」と「歩道の確保」、さらに踏み切り南側の交差点は右折禁止にするなどの、安全対策に直ちに取り組むこと。


  11. 県道大沢西宮線、特に阪急甲陽線から銀水橋間の安全対策を早急に行うよう、引き続き県に強く要望すること。


  12. 西宮浜連絡道路(はね橋)は、埋立地と市街地をつなぐ唯一の生活道路である。
    2014年度中に橋の開閉のあり方について市は一定の方針を出すことになっているが、市民は365日24時間、いつでも通行できることを願っており、開閉をやめること。


  13. 各駅前の周辺には通勤自転車などの放置が多く、その対策は引き続き重要課題であ る。次のことに早急に取り組み、安全を確保すること。
    1. 主要な駅での駐輪マナー指導については、指導員の配置時間の延長など行い、引き続き駐輪マナー指導を強化すること。

    2. 駐輪場の設置については鉄道事業者に費用負担を求めること。

    3. 阪急西宮北口駅南東部に自転車駐輪場の増設をすすめること。

    4. 駅舎改築による自転車駐車場の減少で阪神甲子園駅東側歩道には多くの違法自転車があり、歩行者も多くたいへん危険である。周辺店舗にも協力を求め早急に対策をとること。


  14. 2015年度から5年間の自転車駐車場の指定管理者が新たに指定される。これまで、指定管理者が代わるたびに駐輪場の管理業務に携わる労働者の労働条件は、賃金の低下など引き下げられてきた。特に現指定管理者は、労働日数などを減らすことによって社会保険など待遇面の引下げまで行なっていた。指定管理者の選定では、このようなことのないよう取り組むこと。また、労働安全衛生上の職場環境についても、エアコン、トイレの設置等適正な職場環境の改善に努めること。


  15. 西宮浜北護岸と御前浜を一体化した総合公園整備の「計画案」がまとまり、9月にはパブリックコメントが予定されている。計画案には暫定開設されていたスケートボード場やマウンテンバイク場等が本格整備されるなど、市民の要望が取り入れられている。しかし、西波止町地先の樋門が狭いため、御前浜公園側に整備されている駐車場に出入りする車と、はね橋を利用する歩行者や自転車利用者が錯綜し、大変危険な状況の改善が盛り込まれていない。県と協議して樋門を広げるなど、安全対策を盛り込むこと。


  16. 緑の確保、環境保全、市民の憩いの場、また緊急避難所として公園は重要な役割を果たしているが、市の公園施策は十分とは言えない。以下取り組むこと。
    1. 緑の基本計画では、2022年度には一人当たりの公園面積を20uとしているが、現状は9.9uに留まっている。この間、アサヒビール工場跡地の防災・多目的公園も計画を取りやめるなど、公園整備はほとんど進んでいない。早期に公園整備計画を策定し取り組むこと。この他、公園整備民有地や遊休市有地等を活用して街なかに公園を新たに確保すること。
      また、公園を整備あるいは改修するときは、利用者の意見を取り入れること。

    2. 公園の清掃について市民参加をすすめることは当然である。しかし、例えば瓦林公園など花の名所公園で花の手入れや樹木の剪定なども、十分行われていないため、市内の多くの公園が荒れた印象を与えている。これは清掃の範囲を超えた市の責任である。必要な予算を確保し、改善すること。

    3. 老朽化した遊具やベンチ等でのケガを防止するため、おもいきって予算を増やし、一斉改修を行うなど、公園の再整備をすすめること。特に、撤去した遊具の更新を早急に行うこと。

    4. トイレについても順次改修し、要望のあるところは設置すること。特に、洋式化を早急に推進すること。その際、身障者用のトイレも整備すること。また、清掃回数を増やすなど「きれいなトイレ」をめざすこと。


  17. 県が南海トラフ巨大地震に伴う津波浸水想定を示したことから、「武庫川水系河川整備計画」について、それを反映した見直しが求められる。また、今年は、豪雨による重大な被害が多数起こっており、その対応も求められる。新たな津波対策や豪雨による洪水対策の実施を県に要望すること。


  18. 青葉台周辺の武庫川河川改修事業について、関係住民の意見や要望を十分反映した 計画を策定するよう、引き続き県に要望すること。