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杉山たかのりの代表質問
2015年02月26日

市民のくらしについて認識を問う


クリックで大きな写真を表示 さきほど述べたように、消費税の10%への再増税、医療・年金・介護・生活保護などあらゆる社会保障分野で負担増と給付引下げ、アベノミクスによる格差の拡大、景気の悪化、円安による物価高騰など、安倍政権の暴走政治により、市民のくらしや営業は大変な状況になっています。私も多くのみなさんから、非常に厳しい、大変だ、共産党だけが頼りだと、いう声をよく聞きます。
 市民のくらしが今どうなっているのかは、施政方針や予算案を考える上で、重要な要素となると思います。
 ところが今村市長の施政方針を聞く限りでは、西宮市と市民を取り巻く国政など情勢によって市民生活にどんな影響が出ているのか、いま市民の切実な願いは何なのか、市長の言葉からは全くわかりませんでした。市長自身の主張があるだけです。なにか西宮市が別世界にあるまちのような印象を受けました。
 行政の長は、市民の命とくらしを守るためには、国に対しても堂々とものが言えなければなりません。沖縄の翁長たけし知事は、米軍新基地を安倍首相がどんな卑劣な方法で強行しようとしても、それに屈せず県民の意思を貫いて反対しています。
 今村市長は、国に対して、「言う立場にない」との見解をのべられていますが、これは、市民のくらしにとって重要な問題について、それを避ける、あるいは逃げるという姿勢を、ごまかすものに他なりません。市長として失格であると、申し上げておきたいと思います。

質問
(1)市民のくらしの困難さについて、市長はどのように感じているでしょうか、認識をうかがいます。
(2)市長として、消費税の再増税、社会保障の切り捨て、格差を拡大するアベノミクス、労働者派遣法の改悪、介護報酬の引下げなど、国に中止を求めるべきではないですか。
 避けず、逃げずに、ごまかさず、お答えください。