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杉山たかのりの代表質問
2015年02月26日

財政について


クリックで大きな写真を表示 現時点での市財政の状況がどうなっているのか、これは予算編成や事業計画に欠かすことはできません。
 市財政については、阪神淡路大震災後最大で一般会計・特別会計合わせて、3150億円にまで膨れ上がった市債が、新年度末には911億円にまで減少し、ほぼ震災前の水準に戻ることになります。財政基金、減債基金は、新年度末残高が97億円にまで激減することになります。これは、アサヒビール跡地に55億円、公共施設保全積立基金に15億円など約70億円が一気に取り崩したことによるものです。しかし、この70億円は実際に使ったわけではないことから、財源として考慮することができます。2014年度、15年度に生じる決算剰余金を考慮すれば、事実上200億円に近い基金を保有していると言えるでしょう。
 これらのことを総合すれば、なお西宮市の財政状況は、むだづかいさえしなければ、余裕のある安定した財政状況であると考えるものです。
 財政力に見合った市民生活応援の予算を組むべきだと申し上げておきます。

質問
(1)施政方針では西宮市の財政状況についての認識は示されていません。市長選挙前に今村岳司市議会議員が発行したレコンキスタという赤い冊子には「危機的状況にある西宮の財政」との認識を示されていましたが、1年が経過し、現時点での財政状況についての今村市長の認識をうかがいます。
 市長として、現時点での財政状況を正確にお答えください。